Googleの「AdSense」から上がる利益が、トロイの木馬によっておびやかされている。このトロイの木馬は、同サービスが提供する有料広告を独自のものと置き換え、広告から出る売り上げを横取りしてしまうという。 2005年に始まったGoogle AdSenseは、サードパーティーのウェブサイトおよびパブリッシャーが、Googleのテキスト広告の広告主から利益を上げることができる。 AdSenseは広告主とパブリッシャーの仲介者としての役目を果たす。パプリッシャーのウェブページのコンテンツをクロールし、テキスト広告とページ内のコンテンツとの関連性を測定し、マッチすると判断した場合ページ内に広告を掲載する仕組みだ。 セキュリティ企業のBitDefenderによって発見されたこのトロイの木馬「Trojan.Qhost.WU」は、Googleが同社のAdSenseネットワークを使用するサードパーティ