川崎戦後、肩を落としサポーターのもとへ向かうG大阪の選手たち。公式戦11戦連続勝利なしという緊急事態だ。 こうも立場が変わるものだろうか。 11月18日に等々力陸上競技場で行われた第32節・川崎フロンターレ戦でのことだ。ガンバ大阪はシュート25本を浴び、0-1で敗れた。スコアだけ見れば僅差だが、この試合のガンバのポゼッション率は38%。相手に60%以上ボールを握られて、ほぼハーフコートマッチの展開に。ガンバのシュートはわずか1本だけだった。 川崎が披露したパスサッカーは、かつてガンバが追求したスタイルでもある。 ボールを回すことで相手の体力を奪いつつ、緩急をつけたパスで打開していく。相手を翻弄して、もてあそぶような戦い方はガンバの真骨頂だった。しかし、この日のガンバは川崎の鋭い出足にもたついてボールを奪われる。相手をかわしたり、いなす余裕すらなかった。 試合後、長谷川健太監督は「今日は勝つ
![川崎相手にシュート1本だけの現実。ガンバのDNA、未来は見えているか。(佐藤俊)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/abff9f0cd1402188184306de1eaaf9abefcf741b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F5%2F-%2Fimg_85a58d594f0c4ec22257978ced10acd2141868.jpg)