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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (16)

  • 三紙連合「ANY」の成功の可能性とは:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    ANYの具体的イメージがわからない インターネット上で朝日、読売、日経の三紙の記事が読み比べられるという新サービス「ANY」が、話題の的となっている。とはいえ、具体的にどのようなサービスになるのかはよくわからない。朝日新聞社内の知人に聞いてみると、「寝耳に水だった。どういうサービスなのかはまだ皆目、という状況」という。名前は出せないが、別の新聞社の社員はこう話している。 「仕掛けたのは読売で、販売も広告も相当に苦しくなっているため、朝日と組んで何とかこの苦境を脱出したかったというのが音だ。だからANYの核心になっているのは新聞事業の集約であって、インターネットの共同サイトはあくまでも『協力のあかし』として打ち出しただけだ。日経を入れたのは、朝日とだけ組むというのはあまりにもあからさまだから、緩衝材として第三者をかませたということ。日経はすでに地方紙などと組んで宅配は外部化しつつあるし、

  • ニコニコ動画と”通信と放送”の間

    ニコニコ市場が始まってしばらく眺めている間、見るたびに考えてしまっていたことがある。 これって、ワンセグやデータ放送、ひいてはテレビがやりたいと思っていたことじゃないだろうか、と。 分かっている人にはもう説明するまでも無いが、ニコニコ市場の仕組みをざっとまとめると、 ・動画コメント(?)サービスである、ニコニコ動画がある ・ユーザー登録をすれば、関連商品をユーザーが張れる ・動画を見ている人は関連商品を気に入ったら買う というものになる。要すれば動画を見た人がその場でモノを買っていっている訳である。 ポイントは動画/コメント(スレ?)/商品というコンテクストが三層で効いてくることで、動画に突っ込んだり議論が起きているコメントの流れを受けて商品を張る、商品の張り方自体がネタやオチになっているという遊び幅の広い使われ方が日常的に起きている。 こちらのインタビュー記事でも触れられ

  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

  • CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:「ディズニーランドにSEO提案をしてみてください」 - SEOの学び方 (1)

    ディズニーランドにSEO提案をしてみてください」 - SEOの学び方 (1) 公開日時: 2006/11/26 23:40 著者: 渡辺隆広 2005年4月からアイレップという会社にきて以来、社内向けにサーチマーケティングについての勉強会を開催することが度々あるのですが、いつも私が感じることは、"SEOがわかる"人間を養成するのは難しい、ということです。 例えば、自分で運営するアフィリエイトサイトの収益を上げたいためにSEOを学びたいといったような、SEOを実施する対象Webサイトが限定されている場合、あるいは、Webサイトの種類を問わず常に外部リンクを集中させて特定キーワードでの検索ランキングを上げるような、特定の決まったスキームを繰り返すだけの場合を想定したSEOを教えるのであれば難しいことではありません。マニュアルを作ってしまえば終わりです。しかし、不特定多数のWebサイ

  • 「PageRank購入」の標的となったW3Cとその結末:渡辺隆広のサーチエンジン情報館 - CNET Japan

    まず、W3C Supporters Programやその詳細ページをご覧下さい。これはウェブで利用される技術の標準化をすすめる団体・W3Cのサポーター紹介ページですが、よく見ると何やら企業名や団体名ではなさそうなキーワードが並んでいます。例えばRSS FeedsやOnline Casino Newsなどなど。実はこれ、W3Cを支援する目的で掲載されているのではなく、SEOの外部リンク獲得目的で掲載されているのです。 今回はSEOの標的となったW3Cサポータープログラムのページを巡るPageRank購入とその顛末についてお話をしたいと思います。 さて、W3CのトップページはGoogleツールバーで「10」、先述した2つのページはそれぞれPageRank 9、6を示しています。Googleから重要度が高いと評価されているページですから、検索エンジンで上位表示したいマーケッターは優良なリンクを獲

  • 愛される「時をかける少女」:口コミマーケティングに開かれた新しい道:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    「時かけ見に行こうか」という話は前からちょこちょことあった。たまたま何人か調整がついたというのと、あずまきよひこ氏の「それはもはやあずまんがじゃないのか?」というイラストに背中を押されて行くことに。 結論から書くと、素直に良い作品で十分楽しんで帰れた。同時に、劇場の様子やお客さんの集まり方、来ている人の雰囲気から、自然と輪が広がっている流れがなぜ起きているのかも多少は読み取れた。その辺りをマーケティングの事例としてまとめてみたい。 口コミで広まったという共通認識 上映期間に入った後のメディアの記事やBlogの書き込み(ここに主だったリンクがまとめられている)を眺めていると、「評判を耳にして」、「評判を読んで」「口コミによって」という言葉が頻繁に出てきている。 メディアの記事だとこのあたり、 ・シネマトゥデイ::ネットの口コミで大ヒット?『時をかける少女』は連日超満員! ・アニメ!ア

  • CNET Japan Blog - ケータイ時代のスタンダード:「SidekickでPCいらず」 - こどもとケータイ特集

    「2006年からは、日のケータイ事情はアメリカよりも決して進んでいない」そんな危機感にも近い衝撃を受けたアメリカ旅行のうち1週間近くお世話になった家に今年の6月に高校を卒業した女の子がいる(アメリカでは高校を卒業したら女性、と言うべきですね)。2002年頃からほぼ毎年会っている彼女から、こっそりとアメリカの東海岸のティーネイジャーのコミュニケーションについて教わっているんだけれど、今年は決定的に違っていた。 2005年までは実際あまり変化がなかった。使っているコンピュータがノートPCから省スペースデスクトップに変わっていたり、AOLの画面ばかりが占有していたかと思ったら、いつの間にかGoogleの画面が出るようになっていたりと、その時々のトレンドがかなり反映されていて話を聞くのが楽しかった。ただ今までは、ほぼ全てがコンピュータ経由のインターネットの話であった。 学校から帰ってきたら真っ先

  • CNET Japan Blog - ケータイ時代のスタンダード:日本はケータイ(利用)先進国ではなくなったかもしれない

    取材と休暇をかねて、アメリカ旅行してきた。インディアナポリス、シカゴ、ニューヨーク、ナイアガラとツアーしてきたんだけれども、ケータイに関して、とても気になることがあった。電車の中でのビジネスパーソン、自宅にいるティーネイジャー、街中を行き交う人たち、空港の旅行客、観光地での行動など、ついついケータイを観察するクセを発揮してしまったけれど、今回は割とショックを受けた。日はケータイを利用するライフスタイルにおいて、アメリカに突き放されてしまったのではないか、ということである。 ここ5〜6年、アメリカには東海岸を中心に毎年必ず訪れている。その折に感じていたことは、ケータイに関して、やはり日の方が進んでいるなという「確認」とも言えるような印象だった。電車の中でケータイが鳴ってもその着信音(リングトーン)はクラシカルな電子音だし、端末はモノクロのモノを使っている人が多かったり、カメラ付きはマレ

    minatonet
    minatonet 2006/08/11
    日本におけるPCとケータイとの間にある大きくて深い溝はキャリアによって作られ、埋めると既存のビジネスモデルが破壊されるので、なかなか手をつけられないという状況なのかな?
  • CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:マーケティングは変わろうとしているのか:『テレビCM崩壊』と『ブログスフィア』

    マーケティングは変わろうとしているのか:『テレビCM崩壊』と『ブログスフィア』 公開日時: 2006/08/01 18:08 著者: 渡辺聡 随分前のBlogでインタビューさせていただいた、著名BlogであるAd Innovatorの主である織田さん監修でタイトルの書籍が翻訳された。ちなみに、『アルファブロガー』のインタビュー役も私だったりと妙なところで縁がある。 『テレビCM崩壊』とはまた関係者にとってみればショッキングなタイトルなことである。監修の言葉にもあるが、この日語タイトルは敢えて意図を明確化するために選ばれたということで、原題は『Life After the 30-Second Spot』となっている。意図は同じ。どう表現するかの違い程度となる。 最近、メディアとマーケティング絡みのテーマに良くぶつかる。手にとって買っている資料も割と周辺のものが多い。専門分野

    minatonet
    minatonet 2006/08/03
    「ウェブサイトの話にしても、すぐに組織とビジネスモデルの問題が出てくるのと、結局はそこまで手を入れて動き方を変えないと目一杯の効果を引き出せそうにない場合がある。」
  • CNET Japan Blog - 中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル:YouTubeを使ったテレビ番組の『引用』の合法性に関する一考察

    私はWinnyなどのP2P型のファイル共有サービスを使って音楽映画をコピーすることは犯罪であり徹底的に取り締まるべきだと考えているが、YouTubeにテレビ番組の一部をアップロードする行動に関しては、「ある程度までは許容範囲として認めるべきではないか、必要であれば著作権法の方を変更すべき」と感じている(参照:見たい番組の存在は『放送後』に知ることが多い、だからYouTube)。 この違いを誤解を招かないようにどうやって説明しようかと悩んでいたのだが、ちょうど良い記事をITMediaに発見した。 ブログの主目的は『個人的体験の共有』 人々がファイル共有サービスを使う目的は、明らかに「来ならばお金を払って入手しなければならない音楽や映像を無料で手に入れること」であり、これは明らかに著作権法違反である。これに対して、人がYouTubeにテレビ番組の一部をアップロードする目的は、主に「こんな面

    minatonet
    minatonet 2006/07/24
    産業革命、IT革命、そして著作権革命か?
  • Web2.0あるいはウェブ進化論という思考のプラットフォーム:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    Web2.0あるいはウェブ進化論という思考のプラットフォーム 公開日時: 2006/07/12 10:57 著者: 渡辺聡 このところ、社内向けに話をしてくださいとの依頼であちこちに御邪魔する機会が多い。もちろん、立場と役割も影響してだと思うが、ネットの最新動向、メディアとの関わり、Web2.0という枕のいずれかがついているのが普通となっている。 (当然だが、製造ラインのマネジメント動向についてなど聞かれたりはしないだろう) 言葉のデファクト 出歩いていて思うのが、中身を各人がどう解釈するかは別としてWeb2.0と梅田さんの著書は、言葉のデファクトとして定着しているということである。Web2.0という言葉はタイトルかサブタイトルに入る。梅田さんのは現地に行って話をしている最中、質疑などで大抵出てくる。 つまり、オライリーの原点に近い言葉はソフトウェアからインターネット周り

    minatonet
    minatonet 2006/07/13
    「いざ始めてみるとあっという間に根深い問題に触ってしまうことばかりとなる。」でもまあ、頭に蜘蛛の巣が張っているような人にも認知されるようになるとやりやすくはなるんじゃないか?
  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:ライブドア元役員、欲望系Web2.0への挑戦

    ポッシュ(posh)という英単語がある。「洒落ている」「贅沢な」「高級感たっぷりの」といった意味の形容詞だが、「お洒落に見せる」「着飾る」と動詞としても使われる。 「もともとはそんなにかわいくない女の子でも、自分を美しく装っていくことで潜在価値以上に自分を高めていくことができるかもしれない。もっと上のステージに上がりたいと望んで、階段を上がっていく。そんな彼女や彼らを応援し、暖かい目で見守ってあげ、さらにはタニマチ的に支援していけるような仕組みを作れないかと思った。ポッシュ、つまりインターネット上でセルフプロデュースを行う仕組みとしてサービスを実現できないかと考えたんです」 そう話すのは、山崎徳之氏。そう、ライブドアの前代表取締役だったあの山崎氏だ。1971年生まれの彼は青山学院大卒業後、アスキーやソニーコミュニケーションネットワークなどを経て2000年、上場直後だった株式会社オン・ザ・エ

    minatonet
    minatonet 2006/07/11
    コンセプト的にはアリだと思う。だが、出る杭は打たれる文化の日本で、セルフプロデュースのためのSNがどれほど広がるものだろうか?
  • ネット広告費と新聞広告費の差が縮まる--英国:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan

    Financial Times紙が報じた5月29日付けの記事によると、英国では間もなく、全国紙よりもインターネット広告に、より多くの広告費を費やすようになるという。 同記事は、GroupMの報告書を引用して、「2007年末にはインターネット広告は、2番目に規模の大きい媒体である地方紙との差が縮まるだろう。しかし、年間120億ポンド(226億ドル)のメディア広告市場で最大の割合を占めるテレビ広告にはまだ追いつかない」と述べている。GroupMの持ち株会社は広告PRサービスのWPPである。 GroupMの報告書では、メディア広告にかかる費用全体の13.3%をインターネットが占め、媒体規模としては全国紙とテレビの間に位置するだろうと判断している。 広告業界団体のInteractive Advertising Bureauが30日に述べたところによると、米国では、第1四半期のインターネット広告の売

  • ”広告”はしばし一休み?:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    事務所Blogの方でも速報で一言したのだが、ネットイヤー主催のセミナーに御邪魔してきた。 近しいテーマで出版企画を他から頂き手伝ったりしているのだが、テーマとしては、「最近のネットの変化を踏まえてマーケティングはどのように変わったのか?」である。ひとつひとつのサービスの新しさやWeb2.0が来た(あるいは、来ない)という議論もそれはそれで良いが、そろそろ一度くるっと一回りして整理してみていい時期な感じを受けている。タイムリー感を受けつつ案件終わった足で会場の汐留へ。 幾つか引っかかったところを抜きつつ進めてみたい。 生活者のメディアリテラシーの変化 前半は博報堂の勝野さんによる、メディアの現状と並行して動いているプロモーションの現状についての全体サマリ。定量データやリサーチ資料、典型事例を踏まえて地に足の着いた説明で、現時点の定位置はどこかを客観性高く確認するスタイルのプレゼンテーシ

  • 毎日電源を入れるのが楽しみになるようなサービス:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan

    毎日電源を入れるのが楽しみになるようなサービス 公開日時: 2006/05/11 08:02 著者: 中島聡 私のもう一つのブログでの昨日のエントリー、「E3 2006、心を打つ一言」で引用した「毎日電源を入れるのが楽しみになるようなこと」という任天堂の岩田社長の言葉。これぞネットワーク時代のエンターテイメントの核心を突いている名言だ。 ネットの一番のすごさは、その先にたくさんの(リアルな)人々がいることである。そういった人たちで作られた世界は、自分のデバイスの電源が入っていようといまいと、関係なく変化し続けるのである。その人たちは、自分が眠っている間にメッセージを残しておいてくれるかも知れない、何かプレゼントをくれるかも知れない、自分が育てているバーチャルペットと遊んでくれるかも知れない。 ネットの向こう側にリアルな人々がいるからこそ、常に変化し続け、常に新しい驚きや喜びを提供

    minatonet
    minatonet 2006/05/12
    スイッチでオンオフできるほど、あちら側とこちら側の境界線がはっきりしなくなってきたような…
  • 2.0時代の経営戦略:プラットフォーム・データ:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    近頃、答えとなりうる情報よりも問いの方が大事なのでは、という議論を各所で同時多発している。古くて新しいところでは、『企業参謀』にて大前研一氏が適切な設問の立て方が大事だと記していたり(新装版P31〜)、コーチングの対話技術は問いかけの方法と体系で結構なところまでが説明出来てしまう様子である。 突き詰めていくと、対価を支払うべきサービスは、コンテンツでもレポートでも無く、問いかけになる。 仕事でもなんでも、意思決定するには情報を集めて整理し、考えなくてはならない。フレームに当て嵌めてメカニカルに処理するのではなく、全体観をもって判断を下していく際も基は変わらない。無闇と視点と範囲を広げると、考えを整理するエネルギーがかかるのでコストがあがる。企業だと人件費や調査費用がかさむこととなる。また、時間もかかるため適時の意思決定が行えなくなる可能性がある。ビジネススピードが大事だという話を受け入れ

    minatonet
    minatonet 2006/05/09
    「根拠を持って自分たちなりの競争空間定義が出来るか否か」が重要
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