8月19日、東京・秋葉原で行われた『バイクの日 スマイルオン2015』。午前中には二輪4社による合同記者会見が行われた。 二輪車特別委員会委員長・柳 弘之ヤマハ発動機代表取締役社長は、例年の浜松(日本の二輪産業が発達した地)から秋葉原に会場を移した狙いをこう述べた。 「若者や新規層への情報発信を強化し、もっと二輪車へ関心を向けてもらいたい」 また、二輪車市場について「昨年の世界生産台数は約6000万台で、ほぼ横ばい」と明らかにし、「特徴的なのは先進国の需要が反転し増え始めていて、新興国は横ばい」だと現状を説明した。 そんななか、日本ブランドのシェアは「前年比1ポイント増加の44%」に若干ながら伸びたとのこと。 一方、国内の需要は「昨年4月の消費税増税後やや減少したが、昨年度45万台。今年の4月以降、伸びが緩やかでしたが、第二四半期(7~9月)になってからは少し持ち直してきたという感触です」