ガンで入院されていた桶谷顕さんが、昨日の朝、逝去されたそうです。 僕は4月に病院にうかがって、自費出版された「ボクがもらった幸せ」について話をうかがってきました。桶谷さんに、この本を紹介して欲しいと声をかけていただいたんですよ。うかがった時に、今までの仕事歴についてうかがいたいとお話したのですが、実現しませんでした。 よい仕事を沢山残された方だと思います。ご冥福をお祈りします。 ●「ボクがもらった幸せ」桶谷顕が詩集を自費出版
今日、JAnicA(日本アニメーター・演出協会)の集まりに出席してきました(諸般の事情で大遅刻でしたが。汗)。これは「アニメーターと演出家の生活向上」を主目的とした団体です。ゆくゆくはNPO法人にする予定ですが、まだ活動は始まったばかり。今日の集まりで、本日から入会申し込みを受け付けると聞きました。 この協会は具体的には、所得のアップ、福利厚生の充実、作画や演出の派遣、新人の育成などをやっていきたいと考えているそうです。 芦田豊雄さんをはじめ、アニメ界のベテランの方々が中心となって動いており、各制作会社やプロダクション、あるいは個人のところに出向き、話をして、協力を求めているところです。すでに著名な方を含めて、相当数の方が参加していますが、もっともっと大勢の人に参加してもらおうとしています。 このプロジェクトが成功すれば、決して恵まれているとはいえない、現場スタッフの地位が向上します。成功
「機動警察パトレイバー DVDメモリアルボックス」の話題。少しお手伝いした事もあって(解説書の編集等はしてない。本当に、ほんの少しお手伝いしただけ)発売よりも一足早く、入手した。内容はOVAシリーズ7話+TVシリーズ47話+新OVAシリーズ16話。映像特典としては「6 1/2 パトレイバーかわら版」「機動警察パトレイバー MUSIC CLIPS(+野明の一日)」 「機動警察パトレイバー CONCERT TOUR'92」「三本締め」等。劇場版と『ミニパト』以外のアニメ『パトレイバー』が全部入っているそうだ。 解説書はシンプルに、今までのジャケット等の画像を集めた「パトレイバープロダクションワークス」。その代わりオーディオコメンタリーを多数収録していて、OVAの第2話・第5話・第6話、TVの第44話、新OVAの第8話・第11話・第12話・第14話・第15話・第16話のコメンタリーを収録。出演者
先日、NHKで行われた試写会で『電脳コイル』1話と2話を観てきました。素晴らしい仕上がりでしたよ。トータルでの印象としては「観た事のない新しいアニメ」。新しいし、面白いし、分かりやすい。設定的には難しい事をやっているんだけど、その設定が分からなくも面白い。大人が観ても、子供が観ても楽しめるのではないかと。凝ったものを作る人にありがちな「一見さんお断り」な感じがない。監督としても、磯光雄はホンモノでした。 磯さんと本田さんの仕事ですから、当然、作画の仕上がりはバッチリ。2話も相当に見どころがありますが、1話は超作画アニメ。どこからどこまでが磯さんの仕事で、本田さんの仕事なのかが気になるところ。2話は山下高明さんがレイアウトで大活躍。 そんなこんなで大絶賛です。 考えてみれば、去年の一時期、マッドハウスは『時をかける少女』『パプリカ』『ハイランダー』『レッドライン』『ケモノヅメ』『デスノート』
昨夜は某氏の結婚披露パーティーでした。誰のパーティーだったかは、そのうちに明らかになるでしょうから、ここではまだ秘密。賑やかで素晴らしいパーティーでしたよ。参加者に配られた同人誌も豪華絢爛。パーティー参加者に『ウテナ』関係者が多く、幾原さん、榎戸さん、長谷川君と、ビーパパスのメンバーも全員集合にリーチ。『ウテナ』に参加した演出陣も大勢来ていて、『ウテナ』同窓会のようでもありました。 『セーラームーン』歴代監督勢揃いのレア写真。左から佐藤順一さん、幾原邦彦さん、五十嵐卓哉さん 胸元へサトジュンさんのサインを入れてもらったニュータイプ編集部の女性編集者さん。同編集部の女性陣は胸元とか手とか、自分の身体にサインをもらっていました 榎戸洋司さん、長谷川眞也君。このツーショットも久しぶり 吉松君はなんと、スーツ姿で参戦。例のミキティのためにあつらえたスーツです 吉松君と水島さんのツーショット ※後日
「編集長のヒトコト」にも書きましたが、昨日の板垣さんのコラムを読んでちょっと納得しました。板垣さんは熱く、楽しそうにアニメを語る人なのですが、そういったスタンスになった理由が昨日のコラムで分かったわけです。 板垣さんが言うように、アニメ界で仕事しているんだけど、アニメの話をしたがらない人って多いですよ。いや、多かったというべきか。こういった事は主観の問題なので、いや、そんな事はない、と言う人もいるだろうけれど。 最近はそういう話がしやすくなりました。たとえばWEBアニメスタイルの「もっとアニメを観よう」のような、制作側の人が作品を語る記事なんて、15年くらい前だったら企画として成立しなかったかもしれない。あるいは成立しても、もっと硬い記事になっただろうと思う。 雑誌の仕事や、ビデオパッケージの仕事についてもそうで、アニメの仕事をしていても、マニアックな興味をもってやっている人が少なかった。
昨日は濃い友人が事務所を訪れた。この人は、十数年、放映中の全てのアニメを観続けている超強者で、今は録画したアニメをノートPCに入れて、移動中や食事中もアニメを観ているのだそうだ。彼はそんなに沢山観ているのに、それを仕事にしたり、ブログに感想を書いたりしない。単に観ているだけ、というところが潔い。 また、彼はありとあらゆるアニメの主題歌をiTunesに入れる事を趣味にしており、さしあたって昨年12月までの主題歌はコンプリートしたそうだ。パソコンのiTunesを見せてもらったら、「Anime-TV」のエンディング曲まで入っていた。そうですか、「Anime-TV」の曲もアニメ主題歌なんですね。俺はまだまだ薄々です。一生追いつかないと思いますが、精進します。
GAINAXさんから「能舞エヴァンゲリオン」の情報をいただきました。とにかく画像のインパクトが凄い。以下ががいただいた情報。 ----------- 今年の1月から始まった新世紀エヴァンゲリオン放送開始10周年記念のWeb企画「EVA AT WORK」。毎月一回、デザイナー、画家、主婦、彫師、建築家etcと、まったく異なるフィールドで活躍するクリーエーターが仕事を通して表現するエヴァは、その都度センセーショナルを巻き起こしてきました。そして今月、クライマックスを飾るのは日本屈指の伝統芸能を伝承する能楽師による「能舞エヴァンゲリオン」です。 演じるのは金春流シテ方の山井綱雄。印象的だったというシンジの葛藤や初号機の暴走、そして底流に感じた母性愛をテーマに古来から伝わる既存の5曲で構成。 独特な舞と迫力の地謡(じうたい)によって創造される舞台は、見るものを悠久の時へいざないます。 エヴァだから
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