西田宗千佳の ― RandomTracking ― 配信映像が「本物のDVDビデオ」に。DVD-RにCSS記録 ソニック照井社長が語る「DVD-on-Demand」の可能性 パッケージソフトにおいてはBlu-ray Disc、HD DVDにより、いよいよ本格的なハイビジョン時代を迎えつつある。一方、映像流通の潮流は「オンライン配信」に向けて動き始めている。本格普及には時間がかかりそうだが、11月29日、重要な発表が行なわれた。 DVD Forumが、DVD-Rに対し、市販DVDビデオで使われている「CSS」を使った記録を実現する「CSS Managed Recording」を承認したのだ。 といっても、ピンとくる人は少ないかもしれない。いまさら古い著作権技術であるCSSを、しかもDVD-Rに使ってなにするの? という感じだろう。ところが、これが画期的なサービスに「DVD-on
本家Engadgetによると、Windows Media DRMを取り除く「FairUse4WM」というフリーソフトが公開され、物議を醸しているようです。 このソフトはWindows Media DRM 10と11を取り除くことが可能らしく、これにより「フェアユース」目的の利用を可能にするとのこと。 詳細は以下の通り。 FairUse4WM strips Windows Media DRM! - Engadget 一番最初に公開されたと思われるフォーラムはこちら。 FairUse4WM - a WM/DRM removal program - Doom9's Forum 海外のソフトウェアを配布するいろいろなサイトにも既に登録され始め、公開されています。 Download FairUse4WM 1.1 - FairUse4WM - a WM/DRM removal program - So
特集: Sony BMGコピー防止機能付き音楽CDが招いた大問題 トロイの木馬などを誘発する「rootkit」で パソコンセキュリティの低下を招き、世界レベルの訴訟へ ●毎年年始に米国ネバダ州ラスベガスで行われる世界最大の家電見本市「International CES(Consumer Electronics Show)」。今年の初日の基調講演はソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOだった。同社初の外国人トップの講演ということで注目されていたが、講演の冒頭、本題に入る前の枕の話として、ストリンガー会長は「我が社はSony BMGの件で消費者からひどい懲罰を受けることとなった」と発言し、聴衆の関心を集めた。 ●「Sony BMGの件」とは、昨年末、欧米でソニーの子会社であるレコード会社Sony BMGに対して頻発している一連の訴訟問題のことを指す。総合家電企業であると同時に
世界最大級の家電の祭典「International CES(Consumer Electronics Show)」が、今年も新年早々に開催され、さまざまな新製品/新技術/トレンドが紹介された(詳細は2006 International CES特集を参照)。 デジタルメディアのトレンドをいち早く、しかも分かりやすく紹介してくれる麻倉怜士氏の月イチ連載「デジタル閻魔帳」。毎年1月前半は米国で過ごす“CESの水先案内人”麻倉氏に、CES取材を通じて明らかになった“2006年のデジタル家電”を、最新トレンドとともに語ってもらった。 ――今年のCESは昨年にも増して大盛況で、ものすごい混雑ぶりでしたね。 麻倉氏: 今年のCESは別会場(サンズ)が増設されるなど、規模も拡大して行われました。まさに会場が人、人、人。来場者は当初13万人との予測が発表されていましたが、3日目には15万人と上方修正するほど
KDDIは、「着うた」などで培った音楽サービスでの強みを軸に、PCでも音楽配信事業に乗り出す。音楽ケータイを「iPod」のようなポータブルオーディオプレーヤーに見立て、「iTunes」に相当するPC用楽曲管理ソフト「au Music Port」を無償提供。さらに、au Music Portから楽曲をダウンロード購入できるサービス「DUOMUSIC STORE」も4月に開始する予定だ。 この総合音楽サービスは「au LISTEN MOBILE SERVICE」と名付けられ、略称でLISMO(リスモ)と呼ぶ。同時発表したWIN端末7機種で利用が可能だ(1月19日の記事参照)。 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏は、「これはFMC(Fixed Mobile Convergence)の1つ。音楽から始まる、ケータイからPCに広がるサービスを様々なジャンルに拡大していく」と意気込む。 「iPo
地上デジタル放送で適用されている「コピーワンス」の見直し方針は、2005年7月に総務省に提出された「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」の第2次中間答申の中で提案され、機器メーカーや放送事業者などが対応の検討を始めている。 今回の説明会では、12月22日に開催された総務省の「地上デジタル放送推進に関する検討委員会 第19回」でJEITAが機器メーカーを代表し、提案した内容についての解説が行なわれた。同提案では放送局が番組送出時に付加するコピー制御信号を、現行の「1世代のみコピー可(COG)」から、「出力保護付きでコピー制限無し(EPN運用)」への変更することを要望している。 EPN(Encryption Plus Non-assertion)による運用は、全ての送出信号に暗号化処理を施して、EPN対応の機器でのみ再生可能となるというもの。対応機器であればDV
【CES2006】浮き彫りになったホーム・ネット戦国時代の構図, 米AppleもIntelのViiv対応機発表か? 「2006 International CES」では基調講演が5回実施されたが,その内容はいずれも非常に似通っていた。米Microsoft,ソニー,米Intel,米Yahoo!の講演では,「HD動画の供給からホーム・ネットワークの構築までの一貫したソリューションを提供する」という内容が繰り広げられた。また,MS,Intel,Yahoo!,米Googleの講演では,コンテンツ配信に関する発表があった。 現在,数多くのIT企業とコンシューマ・エレクトロニクス企業が,家庭のリビングにあるデジタル・テレビにコンテンツを供給する「ホーム・ネットワーク」をめぐって,陣取り合戦を繰り広げている。これまでも,MSが「Windows Media Center PC」を,ソニーが「Vaio Me
日曜コラムです、こんばんは。 以前から私がコトあるごとに触れてきた 「楽曲を聴く権利」 の考え方 ですが、ここでもう一度、振り返ってみることにしましょう。 「楽曲を聴く権利」の考え方とは、CD、WMA、AACといった「モノ」や「データ」 にお金を払うのではなく、 楽曲そのものを聴く「権利」を、お金を払って手に入れる という考え方です。私がもし、平井堅の「VIP STAR」・・・いや、違う・・・、 「POP STAR」の聴く権利を購入したとしたら、私は部屋のコンポやPCで、 携帯音楽プレイヤーで、そしてカーオーディオで、どこでも聴くことができる、 そんな権利のことを「楽曲を聴く権利」と表現しました。 音楽配信でコピー制限つきのWMAデータを購入しても、この「楽曲を聴く権利」 を手に入れることはできません。これからの長い人生、私がこの「POP STAR」 という 楽曲を聴くために使用する機器の
総務省は、地上デジタル放送推進に関する検討委員会 第19回を開催。2011年のデジタル放送全面移行を推進ための課題についての検討し、地上デジタル放送で適用されている「コピーワンス」の見直し方針については、機器メーカーや放送事業者からの提案が行なわれた。 コピーワンスは、地上デジタル/BSデジタル放送の原則として全ての放送に、「1回だけ録画可能」の制御信号を加え、暗号化して送信するもの。不法コピーの対策などを目的として2004年4月5日より本格導入され、コピーワンス信号を付加された番組は、対応メディアに“一回だけ”録画できる。そのため対応レコーダのHDDからDVDやBlu-ray Discなどへ“ムーブ”すると、HDDに記録したデータは、光ディスクに転送した後、HDD上から消去される。 デジタル放送で新たに導入された著作権保護の仕組みだが、「アナログでできたダビングなどが自由にできず、デジタ
地上デジタル放送で提供されるハイビジョン番組の著作権保護の仕組みとして,「コピー・ワンス」の運用を改めて,いわゆる「出力保護」を採用するよう,JEITA(電子情報技術産業協会)が放送業界に対して提案していることが明らかになった。 コピー・ワンスは,「録画した番組を,オリジナルを残したまま他のメディアに複製(ダビング)できない」というもの。放送波にはコピー・ワンスの制御信号を多重するとともに,スクランブルを施す。この信号に正しく反応する受信機を製造するメーカーのみにスクランブルを解くのに必要となるB-CASカードを配布する仕組みであり,2004年4月から地上デジタル放送とBSデジタル放送で導入された。 この仕組みを導入した後,「バックアップがとれない」「ムーブに失敗するとコンテンツが消失してしまう」などといった不満の声が視聴者から出ていた。このため,総務省の情報通信政策部会「地上デジタル放送
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