校了まっただ中のウメです。 明日2月22日は、ドリームキャスト用シューティング「トリガーハートエグゼリカ」の発売日。いやー、2007年にもなってまさかDCの新作が登場しようとは! そんな未だ根強いファンのいるドリームキャストですが、その「トリガーハート」の発売に合わせるかのように、サムシング吉松先生の「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」第3巻を鋭意制作中でございます。 秋葉原・メッセサンオー金店長に協力を仰ぎまして、明日メッセサンオーで「トリガーハート」ソフトを購入された方にはもれなくこんなチラシが封入されておりますので、必ず持ち帰ってくださいね。 で、先ほどサムシング吉松先生と打ち合わせしてたんですが、なんと先生、その単行本用の描き下ろしマンガのネタ収集用に、明日の「トリガーハート」メッセサンオー店頭販売をこっそりと見に行くそうですよ。 お忍びではありますが、恐らく本人は胸元に油性マジッ
「らくがきドリル」 頒布場所 :インクボトル(12/31・東I-31a) :ドクーガ渋谷支部(12/31・東M-15a) ←表 表紙 ←裏 表紙 参加スタッフ(一部・敬称略) 今石洋之、大塚雅彦、錦織敦史、吉成曜 佐伯昭志、高村和弘、久保田誓、すしお、柴田由香 林明美、平松禎史 ・・・ 価格:1000円 「SUSHIO2」 頒布場所 :弁慶堂(12/31・東A-22a) 価格:?? コミックマーケット71にてガイナックス社内のアニメーター・演出諸氏による らくがき本を頒布するそうです。 どれもスタッフの本気ぶりが見れて面白い。 なんつうか、本気の向う方向がこうもバラバラでええんか?(笑)と。 あと、すしお本。 「らくがきドリル」同様、編集は弁慶氏による労作ですのでひとつよろしく。
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えーと、本日が『サルまん』の正式発売日であります。なんだかここしばらく、秋葉原での「IKKI」スク水表紙完売にはじまり、『サルまん』の当ブログからの予約注文が昨日の時点で530冊を超えるなど、派手な話が続きましたのでうっかりしてましたが、 リアル書店ではこれから ですのでよろしくお願いしたいと思います。 「裏日本工業新聞」のタニグチリウイチさんの8月29日付け日記によると、彼は『サルまん』が売り切れるといけないと思い、昨日の朝一番に池袋ジュンク堂に駆け込んだら意外にすいていてサイン会の整理券番号が8番だったと、なんだ全然買えるではないか、みたいなことを書かれていました。 http://www.asahi-net.or.jp/~WF9R-TNGC/nikko.html しかし、今日が正式発売日ですので、現時点で売り切れたらそのほうが異常です。 俺を含めてけっこう勘違いした人がいると思いますが
書店で『デスノート』が手に入らない理由 出版業界, 書店業務 | 00:38 | 『デスノ』の話です。ぶっちゃけ、集英社様への文句でもあります。集英社の中の人は、謙虚に受け止めていただきたい。 さて、多くの書店員さんがあちこちで幾度も書いておられるように、現在『デスノート』は非常に入手困難な状態が続いております。当店でも、幾つかの巻は切らしている状態です。そして、日に数度はお客さんからの問い合わせを受けます。当店では大抵5人くらいはスタッフが店内にいますから、簡単なかけ算をして貰えればよろしい。昨日など、「この巻とこの巻が手に入らなかったんだが、貴店に在庫ありや?」という問い合わせの電話があった。殺気立ったお客さんに罵られることも珍しくない。「なんでないんだよ、映画やってんだろうが」とかね。まあ、ざっとこのような状況である。 で、書店の責任でもないのにいちいちお叱りを受けるのは馬鹿馬鹿し
そんなわけで再びお目汚しで恐縮ですが、明日(25日)発売の漫画雑誌「IKKI」(小学館)にて、俺のスク水姿と相原君のメイド姿のコスプレが表紙になっております。デザインは祖父江慎。 「IKKI」の編集長が『サルまん』初代担当ということもあって、今回の復刻版の宣伝も兼ねてこうなったわけですが、これが「IKKI」の致命傷になりはしないかと心配です。 俺の股間部ではみ出ていた毛は、CG修正でなんとかするかと思いきや、なんとスピリッツ創刊編集長にして現小学館筆頭専務・白井勝也さんの写真をはめ込むという荒技で処理されてます。さすがに講談社と覇権を争う日本最大級の出版社である小学館の現役筆頭専務をむさいオッサンの股間にレイアウトするというのは、いくら祖父江さんとはいえ、どうかしているのではないでしょうか。 ちなみに、股間のハミ毛ですが、撮影中は俺を含めて現場の誰も気がつきませんでした。写真ができて「あ」
というわけで『サルまん・21世紀愛蔵版』の箱用装幀が完成しました。平田先生ご揮毫による「サルまん」題字が黄色っぽく見えますが、実はこれ金箔押しなのです。 金箔も最新タイプらしく、実物はもの凄く光りますので、店頭でも目立つかもしれません。しかしA5サイズになったので書店でもどこまで平積みされるかが勝負ですが……。 なお、これは「箱」の装幀で、箱をとると昔の『サルまん』が表紙になっております。 えと、ちと説明が面倒ですが、オリジナル『サルまん』の1巻目の表紙が今回の「上巻」の表表紙に、旧版2巻目の表紙が上巻の裏表紙になっております。下巻は、表表紙が旧3巻目の表紙、裏表紙が「新装版」の表紙ですね。今回「英語版」表紙が収録できなかったのは残念でした。 ちなみに箱につくオビがこれです。皆様のご意見も採り入れて、 「世界の中心でIT革命!」 「お金儲けがそんなに悪いことですか?」 のふたつを使うことに
自分の好きなこと、やってて楽しいことで生活できたらどんなにいいだろう。しかし、たいていの場合、さまざまな現実の壁にぶつかり趣味と仕事は分離を余儀なくされる。しかし「遊び」を「仕事」にして20数年間生きてきた男がいる。竹熊健太郎45歳。今回は『サルまん』などでメディア界に旋風を巻き起こしてきた「編集家」に「好きなことを仕事にして生きていくということ」について熱く語っていただいた。 出版とかメディアの世界でメシを食うようになってそろそろ25年になりますが、アマチュアの感覚のままずーっときちゃってるんですよ。キャリアの上で、ここまでがアマチュアでここからがプロという切れ目がないんです。好きなことをやっていたらなんとか食べていけるようになったってだけなんですよね。未だにそうなんです。 メディア的なものには子供の頃から強い関心がありました。小学生のときはよくマンガを描いていたんですが、それだけでは満
うつうつひでお日記 吾妻氏の新刊「うつうつひでお日記」、正式発売日は週明け10日なんですが、すでにアマゾンや一部書店でも入手できるらしい。今見たらアマゾンで42位と、さっそく売れているみたいです。よかった。 ただ、前のエントリのコメント欄でも書きましたが、本書は『失踪日記』の正式な続編ではありません。続編は、アルコール中毒の闘病をテーマにした『アル中病棟』で、前作と同じくイーストプレスから出版されます。角川から出た今回の『うつうつ』は、地獄の闘病生活から脱出した後の「平穏」な日々をしたためたマンガ日記でありまして、一度作者自身が出した同人誌を中心にまとめたものです。まあ、主人公は同じですので続編といえば続編なんですが、エキセントリックな描写は今回ほとんどありませんので、注意してください。 とはいえ、この表紙だったら続編と勘違いされても仕方ないよなあ。角川書店、明らかに意識して売りにかかって
昨日のことですが、たぶん日本で唯一「マンガプロデューサー」を名乗っている長崎尚志さんに会ってきました(いや、大塚英志がいたか?)。80年に小学館に入社してから、いきなり手塚治虫、さいとう・たかをなど超大物の担当を歴任、そして浦沢直樹氏の才能を見いだしたという業界ではかなり有名な人です。 現在も浦沢氏の創作パートナーとして『20世紀少年』のストーリー協力や『プルートゥ』をプロデュースしたり、他にも東周斎雅楽などの名義で「漫画脚本家」としても活躍されております(氏は原作者という言葉を好まない。このへんはさいとう・たかを流)。 長崎さんはこれまであまりマスコミには出なかったので、いろいろ謎も多い人だとされていました。今も「原作者」なのか「編集者」なのかよく分からない人と言われますけど、俺に言わせれば氏もまた「編集家」であります。会社員時代から、非常にクリエイティブな側面で作家と対峙する人だったわ
いよいよBEST10の発表です。アクセス解析とアフィリエイトの売上げが、「たけくまメモ」の更新意欲を向上させるカギであります。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ※表紙をクリックするとアマゾンに飛びます。 ●第10位 『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』 伊藤剛 [65冊] これ一冊でマンガ論の最前線に躍り出た、伊藤剛渾身の力作。かなりいいお値段にもかかわらず売れ行き好調、すでに三刷りに達したそうで、ご同慶の至りであります。マンガ論というと、ネットはともかく、マスコミ的には40代~50代のごく少数(たぶん10人くらい)の評論家の独占市場みたいになってましたが、ようやく30代から本格的な論者が出てきました。伊藤君のこの本は従来のマンガ論・研究を批判的に継承しつつ、過去の論者が語り得なかった90年代以降のトレンドである「萌え」の問題を「キャラ/キャラクターの分別」という概念を導
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