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ブックマーク / ichinics.hatenadiary.com (15)

  • 私と文鳥の成長 - イチニクス遊覧日記

    週の半分が在宅勤務のまま夏休みに突入し、その後も続いている。 それはそれで良いのだけど、GWくらいから(つまり引っ越しをしてから)ずっと切れ目のない、ゼリーの中にいるような気分でもある。 そのような中で、自分の生活に自分以外の生き物がいるということには、何度でも新鮮に驚く。 8時に遮光カバーをかけて寝かせてからは、私も自由時間とばかりにこれまで通り過ごしていて、音がしても起きることはない。 それなのにすべての電気を消してベッドに横になると、かすかにケージの中でソイも身じろぎをしている音がするのだ。 また明日ね、と思いながら眠り、朝、カバーを外すと熱烈に歓迎される。 当たり前の世話しかしていないというのに、そんなに歓迎してもらっていいのかな、と毎朝照れるくらいだ。 まだ名前は覚えていないようだが、手をだせば8割方は飛んできてくれるし(そうでない時も待っていればくる)、スマホが大好きなので構え

    私と文鳥の成長 - イチニクス遊覧日記
  • 小鳥について - イチニクス遊覧日記

    先週、6月16日から、小鳥を飼い始めた。 種類は桜文鳥で、名前はソイ、フルネームはソイソース。最初は一番好きな調味料であるところのおしょうゆという名前にしようかなと思っていたのだけど、呼びにくいのでソイになった。 初日はケージの隅で固まっていたソイも、1週間経ってずいぶんと慣れてきたような気がする。 実家では私が小学校に上がった頃からずっとを飼っているので(現在も3匹いる)、私の小鳥に対する経験値は0だ。 幼稚園の頃、祖父母が短期間同居*1していたときに、文鳥とセキセイインコがいた記憶があるけれど、彼らはいつのまにかいなくなっていた。逃げたり、近所のに襲われたり、という話も聞いたが、最終的に祖父母家に引き取られた鳥もいたはずだ。 それらの小鳥は、祖母が虫取り網で捕まえたなんて話も聞いた気がして、全ての詳細が明らかでないのだけれど、摘んだはこべをあげたことは覚えている。 新居はペット可物

    小鳥について - イチニクス遊覧日記
    misato-girl
    misato-girl 2020/06/24
    良い出会いがあってよかった〜!!!成長を楽しみにしてます!
  • うってつけの日 - イチニクス遊覧日記

    小学校の、確か4年とか5年とかの頃、よく友だちと「何歳まで生きたいか」という話をしていた。学校というのは折に触れて将来について考えさせられる場所だし、そういう時「いつ頃死ぬつもりで考えればいいんだろう」と想像するのはそれなりに自然なことだと思う。 「何歳まで生きたい?」 そう聞かれたときに答えていた年齢を私は今も覚えている。それは私の好きな数字で、実はわりともうすぐだ。 つい最近も、友人と「何歳まで生きたいか」という話になった。その時は、まだ知りたいことも見たいものもたくさんあるので、小学生のときに自分の「寿命」として意識していた年齢より、20年も長い年齢を答えた。 友人には「早すぎない?」と言われた。 そうかな? 最近読んだにも、人間の体はそれほど長生きできるようには作られていないと書いてあったし……なんて説明をしながら、でも自分には十分だとしても、身の回りの人となると話は別だよなと思

    うってつけの日 - イチニクス遊覧日記
  •  2014年の漫画!! まとめとベスト10 - イチニクス遊覧日記

    2014年まとめ 2014年も面白い漫画をたくさん読みました。が、こうやって振り返ろうとすると、あれもこれもまだ感想書いてない事に気づいて焦ります。でもせっかくの年の瀬なので、記憶と棚を頼りに今年の漫画を振り返りたいと思います! 昨年が、自分の楽しみにしていた長期連載作品が相次いで完結した年だったせいもあるのか、今年は自分が「新刊が出たら必ず買う」漫画家さんの新刊が少なめだったような気がします。でもそんな中、強烈なインパクトのある作品にいくつも出会えた年でした。 印象的だった出来事のひとつが、創刊当初から数年間愛読していたIKKIの休刊。この日記も最初の頃は毎月IKKIの感想とか書いてたなー。雑誌を読む時間がとれなくなって、漫画は単行で読むとほぼ割り切ってしまっている現在ですが、それでも愛着のあった雑誌の休刊はさびしいです。(新雑誌始動の告知もあったので楽しみにしています) ハマったと

     2014年の漫画!! まとめとベスト10 - イチニクス遊覧日記
  •  2013年の漫画!! まとめとベスト10 - イチニクス遊覧日記

    2013年まとめ 今年はすごかったです。 年末に面白かった漫画ベスト10を書き始めて9年(!)経ちますが、今年は個人的に人生ベスト級の作品が何冊もあった年になりました。嬉しい。それについては後述するとして、 個人的に特に印象深かったのは、まず志村貴子さんの長期連載作品「放浪息子」と「青い花」の完結です。どちらも、この2作品に登場するキャラクターたちの成長をしみじみ思い返したくなるようなラストでした。 それから「にこたま」や「坂道のアポロン」などの人気作も完結しましたね。すぐに新連載がはじまるところに勢いを感じます。楽しく読んでますありがとうございます。 それからたとえば2011年がえすとえむさんがブレイクした年、だとしたら、今年は、いがわうみこさんがブレイクした年、なんじゃないかなーと思います。「虹の娘」は特によかった。 新しく知った作家さんでは、庄司創さん、奥田亜紀子さん、町田洋さんが圧

     2013年の漫画!! まとめとベスト10 - イチニクス遊覧日記
  •  2012年の漫画! - イチニクス遊覧日記

    今年も漫画を読むのは大変楽しかったです。毎年年末は新刊ラッシュで、まだ感想書いてないのは大量にあるし、積んでる新刊もあるのですが、年が明ける前に年末のまとめを書きたいと思います。 2011年のまとめはこちら http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20111226 2012年振り返り 思い返してみると今年は特に女性漫画家の作品に偏って読んでいた気がします。 個人的に感慨深かったのは、掲載紙を移動しての「羣青」の完結、そしてアニメ化もされた「坂道のアポロン」の完結。「坂道のアポロン」のアニメ化は、とにかくライブシーンが素晴らしくて、あの場面だけでも何回も見たくなる。OPもよかったなあ。 アニメ化といえば「ヨルムンガンド」の完結もありました。実は漫画で最後まで読んでないんですけど、アニメのラストが大変良かったのでこれから追いかけまとめ読みをする予定です。 それからヤマシタ

     2012年の漫画! - イチニクス遊覧日記
  •  2011年上半期面白かった漫画まとめ - イチニクス遊覧日記

    これまで感想を書くときや年末まとめを書くときに、点数的なものをつけたりはしていなかったのですが、特に面白かった漫画をもうちょっと推したいなー、って気持ちがあって、気づいたらちょうど6月も終わるとこだったので上半期まとめを書いてみたいと思います。 以下にあげるのは今年6月までに出た漫画で、わたしが特に気に入った漫画10作品。 10位「げんしけん」10巻(二代目の壱)/木尾士目 「げんしけん」が好きだっただけに、続編が出る、って聞いた時点では複雑な気分だったんだけど、予想以上に面白くて嬉しかった。続きがとっても楽しみです。 http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20110621/p1 9位「おはようおかえり」/鳥飼茜 読んだばっかりでまだ感想書いてないのですが、とても面白かったです。べ物がおいしそう漫画。後日感想書く! おはようおかえり(1) (モーニング KC)

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  •  豚茶漬け - イチニクス遊覧日記

    豚茶漬けをべると、T兄のことを思い出す。T兄は母方の従兄弟で、私にとっては実の兄のような存在だ。 T兄が私の家に下宿していた受験生の頃、私はまだ中学にあがったばかりだった。 T兄が暮らしていた部屋には、大量のカセットテープと、古めかしい石油ストーブがおかれていた。T兄はアジア音楽のメールマガジン(郵便)のようなものを発行していて、大量のカセットテープの背面には、難しい漢字や、ハングルや、見たことのない文字が並んでいた。中には彼が作曲したテープもいくつかあって、それは祖母いわく「なにやらわからん」音楽だった。私も聞かせてもらったことがあるけれど、ほとんどがオルガンの単音がいつまでも続くような、すこし不安になる音楽で、いつも穏やかな従兄弟がこれを弾いたというのは、なんだか意外にも感じられた。T兄はいつも、ウナギ犬の描かれたバックを持って予備校に通っていた。 そんな従兄弟の部屋のストーブの上に

     豚茶漬け - イチニクス遊覧日記
    misato-girl
    misato-girl 2010/06/28
    おいしそう!!!
  •  5年たった - イチニクス遊覧日記

    はてなで日記を書き始めて丸5年が経ちました。 5年間、この日記に費やした時間を考えるとちょっと気が遠くなりますが、とりあえずは、5年間続いたってことの方を大事にしたいなと思います。 せっかくなので、ここ何日かかけてざっと読み返してみたりしたんだけど(もちろん全部じゃない(無理))、自分で思ってた以上に、この5年にはいろんなことがあったなって思いました。さすが5年。 何回も同じこと書いてるかと思えば、すっかり忘れてるものもあって、でもほとんどが読み返すのも照れくさい。 ただ振り返ってみて改めて、人の書いたものを読むのが楽しくて、っていうのが最初にあったから、ここまで続いたんだなと思いました。 そして何より、読んでくれる人がいるっていうことが、いちばんの励みです。それは1年目(id:ichinics:20060122:p1)から変わってません。 → 思い返すこととか反省とか、いろいろ書いてみた

     5年たった - イチニクス遊覧日記
  •  厚切りポテトうすしお味の再来 - イチニクス遊覧日記

    今年の3月に、セブンイレブンのポテトチップスがとてもおいしい(id:ichinics:20090330:p1)ってことを書いたのですが、直後から、そのおいしいセブンイレブンのポテトチップスであるところの「厚切りポテトうすしお味」を急に見かけなくなって、セブンによるたびに必ず「小さなお菓子屋さん」コーナーをチェックしてみるも、空振り続きで早数ヶ月……。*1 数日前、やっと再会することができたんです!! 会いたかったッ…! とりあえず棚に1袋だけ残して(私の良心)レジに向かったわけですが、思わず店員さんに「これおいしいですよね…」とか話しかけたくなるくらいの嬉しさだった(やってませんけど)。 「小さなお菓子屋さん」シリーズには他にもおいしいお菓子あると思いますが、この「厚切りポテトうすしお味」はちょっと別格だと思う。山芳がやってくれた…! という感じです。この小さなお菓子屋さん界では、カルビー

     厚切りポテトうすしお味の再来 - イチニクス遊覧日記
    misato-girl
    misato-girl 2009/12/23
    食べた!おいしかったし安い!
  •  家族写真 - イチニクス遊覧日記

    小学校の高学年くらいから、家族写真に写るのが苦手になった。父さんは出かける予定の時間になってからトイレにこもり、その後洗車をした後に、持ち物チェックをはじめて…と、お決まりの行程を経なければ出かけられないような人だったので(なので後に目標時間を1時間以上前にして伝えるようになった)、もちろん写真を撮るにしてもいろいろと時間がかかる。 でもそれがいわゆる写真撮影スポットだったりすると、後ろに待ってる人がいたりもするわけで、そういうのにもやもやしていたのもあるし、それ以上に、そんな気分で写った私の仏頂面といったらどれもこれもひどくて、写真ができあがるたびに自分が写ってるとこぜんぶ消したくなった。 だから今でも記念撮影みたいなのって苦手なのだけど、正月に両親にアルバムをプレゼントしようってことになって昔の写真をひっぱりだしてみていたら、意外なほどに楽しい写真がたくさんあって驚いた。 赤ちゃんの頃

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  • それ言わなくてもいいのに日記 - イチニクス遊覧日記

    結婚できない男」というドラマを何回かテレビで見たことがある。わりと面白くて、人気もあったドラマだと思うんだけど、この主人公の言動は(顔ではなく)うちの父親にとてもよく似ていていた。 たとえば、建築家である主人公のところに依頼に来たカップルが、結婚後に奥さんは仕事を続けるのかどうかでもめている場面での台詞。 「まあ話を聞いたところでは、奥さんの思い過ごしと言うか…ご主人はあなたを必要としているわけだし、あなたに家にいて欲しいんですよ。 今の職場でこんなに求めてくれる人がいますか? 必要とされる所にいた方が良いでしょう、居ても居なくても同じような所にいるよりは…」*1 前半はいいとして、後半のこの、言わなくてもいいひと言が、もう…ものすごくうちの父さんぽい。あまりにも似ている。他人事とは思えない…!と兄弟で言いあった。(ただドラマを全部見たわけじゃないので、あくまでもこの場面の印象だけど)

    それ言わなくてもいいのに日記 - イチニクス遊覧日記
  •  褒めることのむずかしさ - イチニクス遊覧日記

    何かの「良さ」を人に伝えようとするときに、「好き」という言葉を選ぶことが多くなった。もしくは「良いと思う」とかね。 この「良さ」の判断基準は「私」にありますよー、ということを示しておきたいとき、好き、という言葉はとても便利だ。 例えてみる。 「私は焼肉が好き」 これはあなたにとっての焼肉がどうであるかは含まない。私は私の焼肉を好きだ、っていう、それだけ。しかし、 「焼肉は良いものだ」 これだと、私だけでなく、世界にとって焼肉の良さをアピールしているようになる。なりませんか? 少なくとも、「おまえも良いっておもうだろ、な?」というような、迫ってくる感じがある。強い気がする。そこで、 「焼肉は良いものだと(私は)思う」 としてみると、「良さ」は再び私に結びつけられる。 → しかし、そうやって安易に「好き」という言葉を選ぶのは、何か違うような気がしている。言葉の手綱を握っていたい気持ちはあるけれ

     褒めることのむずかしさ - イチニクス遊覧日記
  •  じっと手を見て目をそらす - イチニクス遊覧日記

    最初に、わたしはわたしであってほかの人ではないのだ、ということに気付いたのは、いつのことだっただろうか。 残念ながら、私はその瞬間を明確には覚えていないのだけど、ただ、たしかに幼い頃の自分は、もっと曖昧で、いろんなものと混じりあっていた。 お風呂に入ればゼラチンのように溶け、冷蔵庫から出した麦茶を飲めば体の内側を落ちていく冷たさが空気にまで広がるようだった。母親に手を添えられて書く文字の、意味はわからなくても次にどう動くのかはわかるような気がしたし、友達と遊んでいてもつい、そのことを忘れてダンゴ虫を集めるのに夢中になったりした。 そんなふうに、世界に寄りかかって境目もおぼろげな日々を過ごしていた間は、案外長かったような気がする。 しかしやがて、思っていることは、自然にわかってもらえるものではなく、外に出そうとしなくては伝わらないのだということを知り、漠然と、わたしとわたし以外は何かが違うと

     じっと手を見て目をそらす - イチニクス遊覧日記
  •  よくかんがえること/磁石について - イチニクス遊覧日記

    小さい頃に読んでいたどこかの “こどもずかん” に、磁石につくもの/つかないもの、みたいなコーナーがあり「キン消しは磁石につきません」と書いてあったのをよく思い出します。今朝も思い出した。そして思い出すたびにあたりまえじゃんねーと思うんですけど、でもそういえば世界を見るときに、磁石につくかつかないかを考えるのは、私にとってほとんど癖のような気がします。 たぶん、小学校のときに、磁石もっていろいろくっつけてみましょうみたいな授業をやったのが印象に残ってるんだろうと思う。気づくと辺りをみまわして、電車のつり革、つかない。手すり、も、ああ見えてつかないっぽい。けど座席の下の暖房フキダシ口はつきそう、ドア枠もつかない。バスの車体はつくかな。でも手すりはやっぱつかない。 とかとか、考えている。実際たしかめてみたことはないんですけど、こう、触ったときの感じが、つくっぽいとかつかないっぽいとか、ある。た

     よくかんがえること/磁石について - イチニクス遊覧日記
    misato-girl
    misato-girl 2007/08/07
    磁石いいな!モノレールじゃなくてリニアモーターカー?><
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