2011.11.10 「食中毒問題」と外食産業 日頃からブログやツイッター、有料メルマガなどで顧客蔑視ともとれる強気発言をしていたエムグラントフードサービスの井戸実社長が経営する「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」でO-157による食中毒事件が起き、波紋を呼んでいる。 佐藤こうぞう 香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本工業新聞記者、雑誌『プレジデント』10年の編集者生活を経て独立。2000年6月、飲食スタイルマガジン『ARIgATT』を創刊、vol.11まで編集長。 その後、『東京カレンダー』編集顧問を経て、2004年1月より業界系WEBニュースサイト「フードスタジアム」を自社で立ち上げ、編集長をつとめる。 食中毒事件が発生したのは、同社直営の鵜野森店(神奈川県相模原市)。10月23・24日に訪れた2組5名のうち3名にO-157の感染が認められたという。同社によると、カナダ産