印刷 関連トピックスNTTドコモ NTTドコモは、携帯電話に向かって話すと、自動的に翻訳して電話の相手方の言語で伝える「通訳電話サービス」を試験的に始めた。日英、日韓の通訳が可能。来年3月末まで一部の観光協会や企業などを対象に行う。改善を加え、早ければ来年度後半の商用化をめざす。 話してから約2秒で通訳された言葉が相手方に聞こえる。ドコモによると、数秒内で外国語になる自動通訳は世界初という。同社のネットワークにあるサーバー上で、話した言葉を文章化したうえで、翻訳処理する。それを音声合成して相手方に伝える。言葉の認識精度は日本語で90%、英語で80%という。来年1月下旬までに中国語にも対応する。 スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末の画面で翻訳前後の文章も読めて、話した内容が正確に文章になっているかを確かめられる。個人対象にも、今月下旬から来年3月下旬まで無料の試験サービス