JR北海道 鉄道運輸収入1・6%減 高速無料化など響く (01/13 09:10) JR北海道が12日まとめた2010年の鉄道運輸収入(速報値)は698億8900万円で、前年から1・6%減った。高速道路の一部無料化や休日上限千円とする割引で、中長距離収入が同2・7%減ったことが響いた。 定期収入は同1・3%増加。近距離収入は同0・4%減と、ほぼ横ばいだった。 昨年12月の運輸収入は前年同月比1・1%増の61億4700万円で、2カ月ぶりに前年を上回った。定期収入が同2・2%増えたほか、東北新幹線の新青森駅が12月4日に開業した効果で、海峡線(中小国−木古内)が同12%増となった。 また、札幌市が13年度にも市営地下鉄や路線バスで同社のICカード乗車券Kitaca(キタカ)を利用可能にする方針について中島尚俊社長は「協議中」と説明。市営地下鉄のICカードSAPICA(サピカ)との相互利用には、