大型トレーラーで川内車両基地に搬送される新800系つばめの車両=24日午前4時37分、鹿児島県薩摩川内市、周防原孝司撮影大型トレーラーで川内車両基地に搬送される新800系つばめの車両=24日午前3時17分、鹿児島県薩摩川内市、周防原孝司撮影 JR九州が今夏から投入する九州新幹線800系つばめの新型車両が24日未明、鹿児島県薩摩川内市の川内港から、約21.5キロ離れた川内車両基地に大型トレーラーで搬送された。狭い住宅地を縫うように約3時間かけて進み、沿道では多くの市民や鉄道ファンがカメラを手に見守った。 運ばれたのは6両編成の新型車両のうちの3両。山口県下松市の工場で製造され、船で川内港に着いた。陸送は24日午前1時半に出発。国道3号を経由し、途中で信号停車しながら20〜30キロのゆっくりとした速度で運ばれた。 新車両は室内の改装が大きな特徴。客室内の壁に金箔(きんぱく)をはり、博多織