模合(もあい、もやい[1][2]、琉:ムエー[3])とは、もやうことで、共同とか共同生産を意味することばであったが、生産形態の変化にともなって寄り合いや共同生産の意味合いを失い、複数の個人や法人がグループを組織して一定額の金銭を払い込み、定期的に1人ずつ順番に金銭の給付を受け取る金融の一形態を指すようになった[1][2]。沖縄県や鹿児島県奄美群島において、本土における頼母子講・無尽講に相当する相互扶助システムとしてこの名称が残り、沖縄ではその他、寄合(ユレー、ユーレー)とも呼ばれる[4][5]。 飲み会の資金拠出のためといった小規模なものから、事業の運転資金調達といった大規模なものまで様々なものがある。 模合帳 模合は親族模合、職場、学校などで行われる友人模合または親睦模合(その場での飲み代、または積み立てて娯楽費に充てるなど)として行われる場合や、事業者同士の高額模合または金融模合として