関連トピックスソフトバンク【動画】日本初、空飛ぶ携帯基地局携帯電話の電波を中継するアンテナ付き気球「空飛ぶ携帯基地局」の実験が始まった=30日午前8時50分、愛知県稲沢市、恵原弘太郎撮影 ソフトバンクモバイル(SBM)は30日、日本初となる「空飛ぶ携帯基地局」の公開実験を、愛知県稲沢市の木曽川河川敷で始めた。上空100メートルに電波を中継するアンテナ付きの気球をあげて、広範囲で携帯電話をつながりやすくする。災害で地上の基地局網が使えなくなった際、低コストでできる復旧策として実用化を目指す。 携帯各社は電波がつながりやすいように、半径数百メートルから数キロの通信エリアを持つ基地局を、網の目のように地上に張り巡らせている。しかし、東日本大震災ではこの基地局網が津波や停電の影響で使えなくなり、ライフラインの役目を十分に果たせなかった。そこで各社は、災害時にどうやって電波が届くルートを確保する