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ブックマーク / tmasui.blogspot.com (7)

  • ユビキタスの街角: ブラウザ操作の自動化

    Perl/Rubyのようなスクリプト言語やElispプログラムを使って 面倒な仕事や編集操作を自動化することはよく行なわれているが、 ブラウザ上での操作の自動化はまだあまり流行っていないようである。 ブラウザ上の処理を簡単にプログラミングする方法がなかったためであるが、 最近はブラウザ操作を自動化するためのツールが増えてきた。 Firefoxの拡張機能であるMozLabの MozReplというツールを使うと、 Firefoxに外部からtelnetして制御することができる。 Firefoxの拡張機能であるChickenfootを 使うと、JavaScriptでFirefoxを制御できる。 Firefoxの拡張機能であるiMacrosを使うと、 ユーザ操作を記録して再生することができる。 これらを使えばFirefoxでもEmacsと同じように様々なプログラミングや自働処理ができるようになる。

  • ユビキタスの街角: A4用紙1枚に256GBのデータを保存する技術

    標題のようなニュースが報じられて話題になっている。 ちょっと計算してみると明らかなように、これは嘘か詐欺である。 A4の紙全面にわたって1ミクロン格子で32ビットずつ情報を正確に書き込まなければならない。 書くのも読むのも無理。 現在のインクジェットプリンタは1ピコリットルの制御が下限なので、 250GB(2Tビット)ぶんインクを飛ばすと2リットルになる 世界でもネタ認定されているし、もとソースでも否定されているようだ。 TechWorld Slashdot 奥村晴彦氏 しかし はてブを見ると 称賛の嵐になっているのが不思議である。 信じる人が増えると困るので書いておくが、 世界はまだまだ詐欺のネタには困らないのだなと思った。

  • ユビキタスの街角: Visualizing the Future of Information Visualization

    Aaron Marcusが ACM Interactions Magazineの 2006年3月号で情報視覚化についての記事を書いていた。 情報視覚化は長い間研究されてるけれども はっきり言ってパッとしてないという話には同感である。 学会などで提案されてきた視覚化技法は全然流行っていないし、 図表エディタはVisioとSmartDrawぐらいしか存在しなくて、 スプレッドシートの普及ぶりとえらい違いだというわけである。 Marcus氏はまた「聴覚化」や「複雑な論理式を視覚的に表現する技法」が将来重要だと書いているが、 これは全然賛同できない。もっと基的に便利でどこでも使えるものが必要だと思う。 最近視覚化関係の論文を全然読んでいないのだが、 Marcus氏のような専門家がいまだに 古いシステムについて言及しているところを見ると、あまり進展が無いのであろう。 一方、視覚化を商売にしようとい

  • ユビキタスの街角 全世界プログラミング

    という論文を 夏のプログラミングシンポジウムに 投稿予定... ------------------------ 計算機やインターネットの爆発的普及にもかかわらず、 プログラミングを楽しむ人の数は全然増えていないようである。 初期のパソコンでは購入者の多くがBasicプログラミングを楽しんでいたものだが、 現在のパソコンにはプログラム開発環境は標準搭載されておらず、 環境の整備には多大な労力と資金が必要で、 プログラミングするのは計算機オタクだけという状況が続いていた。 しかし幸いなことに、以下のような理由により状況は好転しつつある。 手軽な開発環境が増えてきた 標準的なWebブラウザではJavascriptを利用できるし、 Basic並の手軽さで使える Processing のようなシステムも普及しつつある 扱える対称が増えてきた Phidgets や GAINER のようなシステムを利

  • ユビキタスの街角: 研究者人生ゲーム

    「研究者人生ゲーム」などと言って 喜んでる連中は何を考えているのだろう。 勉強する才能や学校に恵まれて順調に幸運に育った結果、 おもに税金を財源とする「研究者人生」を送っているのだと想像できるが、 それを真面目に受け取めて有益な研究をしようと努力するならともかく、 何人も集まってチャラけたゲームを作り、それが学会誌として配られるというのは、 集団全体の意識が腐っているのではなかろうか。 才能の限界のために有益な研究ができないのならば同情の余地もあるが、 根的に不真面目な態度は不快千万である。 まとめて逝ってヨシ! 私は十数年間金を稼ぐ部門で働き、ここ数年は研究と呼ばれる分野で働いていますが。。 「研究者」と呼ばれる人の中には他人の稼ぎでわせてもらっている、という自覚が全く無い人がいることに驚いています。 以前東大のドクターコースにいる人間の意識調査を見たことがあるのですが、好きな研究を

  • ユビキタスの街角: 検索エンジンからの自由

    ユーザビリティの専門家であるJacob Nielsenが Webをい物にする検索エンジン という挑発的な記事を書いている。 一瞬逆ギレみたいだが、 Adwordsのような広告モデルがWeb商売の儲けを根こそぎ持っていってしまうことが気にいらないということらしい。 一般のユーザにとっては検索エンジンは便利以外の何者でもないわけで、 この意見はもっぱらWeb上のビジネスの立場からの発言だと思われるが、 今のところ検索エンジンが良いとこどりしすぎだというのは事実だろう。 様々なニュースソースをまとめて表示してくれるGoogle Newsは便利ではあるが、 新聞社が苦労して記事を書いて編集したものに対し、 その結果を並べて表示するサービスが最も人気があるというのであれば 記者はやってられないと感じるだろう。 メーカーが一銭も儲からないのに問屋だけ儲けているようなものである。 この問題に関しては単

    monolith
    monolith 2006/04/13
    しかしその小額課金システムの導入が難しいのだと思う
  • ユビキタスの街角: Web時代の論文

    ネットで使える面白いシステムを論文にして学会で発表しようとすると、 大体以下のような手順が必要になる。 システムを作る システムを公開して流行させる しばらく運用してフィードバックを得る 結果をまとめて論文にして投稿する 査読が行なわれ、採録が決定する コンファレンスで発表する しっかりした学会の場合、このサイクルはどんなに短くても1年かかる。 作ってから1年もたったシステムを発表するのは面白くないに決まっているし、 話を聞く側からしても当然面白くない。 流行ったシステムの場合は聞く側もよく知っているはずだから聞いても面白くないし、 流行らなかったシステムの場合は聞いても面白くないであろう。 つまり 学会に参加しても、この手の面白い話が聞ける可能性は限りなく低いことになる。 それでは学会に行く人間は少なくなるだろうし、発表する意欲もおきない。 ネットワーク系とかインタフェース系とかユビキタ

    monolith
    monolith 2006/02/03
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