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ブックマーク / www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp (5)

  • otani

    報告では、インターネットのWWW(World Wide Web)で利用されるハイパーリンク(リンク)に倫理問題があるのかどうか考察する。 ホームページにリンクを張ったことで法的責任が問われている事件が、最近2つある。一つは、96年に関係者が逮捕されたいわゆるFLMASK裁判(岡山地裁および大阪地裁)の事例である。この事件では、わいせつ画像の可逆的な修正にも使われるマスキング・ソフトの作者が相互リンクによってわいせつ物陳列罪の幇助に当たるとして起訴され、99年2月現在も係争中である。 もう一つは、96年の広島県のプロバイダの役員が逮捕されたケースである。このケースでは、広島県のプロバイダが自社のWWWページからわいせつな情報がない会員ページにリンクしたところ、この会員ページがわいせつ画像のあるホームページにリンクしていたことから、わいせつ物陳列罪に当たるとして、広島県警に同社の役員が逮捕さ

  • http://www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp/newsletter/n11b3.html

    キーワード: ブラウジング/拾い読みをする(browsing)、クッキー  (cookies)、Eメール(e-mail)、赤外線走査(infrared scanning)、プライ バシー(privacy)、合理的期待権(reasonable expectations)、スキャンカー ド(scan card)、非合理的調査(unreasonable searches) 0:導入 稿で紹介する論文の著者であるロバート・マッカーサーは、アメリカ合衆 国メイン州のコルビー・カレッジで哲学科長代理を務め、論理学、分析哲学、法 哲学を専門としている。 (http://www.colby.edu/philosophy/faculty/mcarthur/) マッカーサーはこの論文において、法的な論拠でしばしば使用される「合理的な 個人とその個人の期待(a reasonable person and hi

    monolith
    monolith 2006/04/17
  • http://www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp/tr2/kyoto-iseda.html

    稿では、内井惣七氏が論考「道徳起源論から進化生物学へ」(以下、この論文からの引用は「第○節」という節番号で示す)で展開した還元主義のプログラムを批判的に検討していきたい。内井氏は道徳的価値を非道徳的な価値に還元するという意味での還元主義のプログラムをすすめているが、進化論からの道徳の起源に関する知見が、このプログラムに重要な役割を果たす、というのが内井氏の見込みである。わたしは内井氏の還元主義のプログラム自体にはシンパシーを抱くが、内井氏の引用するような進化論からの知見がどれほどそのプログラムに役に立つかについては懐疑的である。むしろ、道徳性を文化的産物と見なして、進化の歴史から切り離して考えた方が実り多い議論ができるのではないだろうか。稿では以上のような点について掘り下げてみたい。 6 規範倫理学の基盤としての進化論生物学 進化論からの知見ははたして規範倫理学の問題を考える上で役に立

  • FINE (Foundations of Information Ethics)

    千葉大学FINEホームページ / 広島大学FINEホームページ / FINE Kyoto English Page 「情報倫理の構築(FINE)」プロジェクト このページは「情報倫理の構築」プロジェクトのホームページです。 FINEは、Foundations of Information Ethics (情報倫理の構築プロジェクト)の略称です。 FINEは、日学術振興会 平成10 年度未来開拓学術研究推進事業の研究プロジェクトです。 FINEは、京都大学院文学研究科、広島大学文学部、千葉大学文学部を研究 委託先機関とします。 お知らせ 「情報倫理の構築」プロジェクトは、2003年3月をもちまして終了致しました。関係者の皆様、5年間ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。 新刊関連著書のお知らせ 水谷雅彦、越智貢、土屋俊編著『情報倫理の構築』が新世社から刊行されました。

  • 研究会資料 第6回 FINE 京   2000 年 5 月 27 日 機械は自由意志をもつことができるか 羽地 亮 発表の 子 量子力学に基づく自由意志のほのかな可能性について概観した後、(1)選好なしの状況

    研究会資料 第6回 FINE 京   2000 年 5 月 27 日 機械は自由意志をもつことができるか 羽地 亮 発表の 子 量子力学に基づく自由意志のほのかな可能性について概観した後、(1)選好なしの状況において ランダムに選択する自由(選択の任意性の自由)、(2)両立論 ( compatibilism ) が主張する自由(自 発性の自由)、(3) 論的な自由(反因果的自由)のそれぞれを機械が所持する可能性について 考察する。(1)と(2)については肯定的な答え、(3)については否定的な答えが与えられる。また、 この考察は、人間がある種の機械であり(デジタルコンピュータではない)、かつ、人間が自由 な選択を行うことができる、という主張を伴う。そして、このことを認めることは、現代科学に 反しない。しかしながら、自由意志をもつ機械の実現のためには、知 の問題(フレーム問題) が 決されな

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