サッカーJ2・水戸ホーリーホックの元日本代表FW吉原宏太選手(35)の引退セレモニーが16日、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、1000人を超すファン、サポーターが温かい拍手で見送った。 吉原選手は、身長170センチと小柄ながらも得点感覚に優れ、札幌、G大阪、大宮で主力を担った。日本代表では、1999年南米選手権のパラグアイ戦1試合(0得点)に出場した。 水戸には2009年に加入。チーム初の代表経験者で、主力として活躍した。しかし、10、11年と相次ぐけがで出場機会が減り、今月2日に引退を発表した。 通算成績は、J1で228試合58得点、J2で130試合33得点。天皇杯は33試合10得点。このうち水戸では98試合18得点だった。 吉原選手はセレモニーで「温かいファンに囲まれた水戸での4年間は幸せで、一生忘れられない」とあいさつ。ファンが吉原選手の応援歌を熱唱すると、「愛してるよ」