日本代表のザッケローニ監督が2日、W杯後の退任を表明してから初めて母国イタリアのメディアに口を開いた。 【写真】長谷部(左)、内田(中央)の見送りを受けるザッケローニ監督 既に帰国しており、衛星放送SKYイタリアのインタビューに応じた指揮官は「もっとポジティブな終えんを期待していた。W杯期間中の10日間は良くなかったけど、これほどとは思わなかった」と1分け2敗で1次リーグ敗退に終わったW杯をあらためて悔やんだ。 それでも、日本協会からは今後も攻撃サッカーを目指した“ザッケローニスタイル”を継承する意思を伝えられているようで「4年間やってきたことが報われた」と語った。今後については引退も示唆している一方で、イタリア代表の後任候補にも挙がっているが「自分から立候補することはしない。協会幹部が決めること」と話すにとどめた。