九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)への導入を目指すフリーゲージトレイン。不具合により試験が中断されていましたが、その再開見通しが示されました。 試験再開は早くて2016年度後半 国土交通省は2015年12月4日(金)、「軌間可変技術評価委員会」を開催。その結果を公表しました。 同委員会では、2014年11月に不具合が発生し試験が中断されている「軌間可変電車(フリーゲージトレイン)」について、その原因を推定し対策案を検討。台車部分に発生した部品の欠損や摩耗などの不具合は、高速域(260km/h)での走行試験に原因があると推定しました。 さらに同委員会は、引き続き調査・分析を進めたうえで、改良部品で台車の高速回転試験を行い、改良効果を検証。試験再開の時期は、検証などが順調に進んだ場合に2016年度後半を予定するとしています。 この見通しによりフリーゲージトレインの開発は、その導入を前提にして