愛犬と暮らす悠々自適の生活の中で考えたこと。写真、旅行記録、音楽、美術の話題も。 Since 2006/3 少し古くなったが、1996年にジャーナリストのジョン・ホーガンによって書かれた「科学の終焉(おわり)」と言う本があります。この本の趣旨は、翻訳者のあとがきによれば、「科学の輝ける日々、偉大な冒険としての科学は終わりつつある。革命的な大発見はもうない」というものです。科学者からはかなり強い反駁があったことは当然です。本人もジャーナリストによる「愛の鞭だ」と、発言しているようですが、かなり当たっていると私も思う。 この本の良いところは、科学の主要な分野について、分かり易く到達点と最新の状況を整理していることで、我々一般人にとって手っ取り早く知識をうることができる重宝なものです。 この本で、進化論生物学はどう扱われているか?この分野の本はかなり読んだので、著者の言うことに一々相槌が打てるの