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ブックマーク / www5b.biglobe.ne.jp/~kabusk (1)

  • 安徳天皇について考える:「義経千本桜」

    (戻る) 安徳天皇について考える 〜「義経千桜・渡海屋〜大物浦」 1)安徳天皇は女の子だった 壇ノ浦の戦いにおいて平家一門は海の藻屑となり、安徳天皇も二位の尼に抱かれて海に入水したというのは歴史的事実ですが、「渡海屋の場」においては、安徳天皇は渡海屋銀平(じつは平知盛)によって「お安」という娘に変装してかくまわれて生きていたことになっています。兄頼朝に追われる義経一行は渡海屋に逗留し、九州への出立を待っています。その逗留中に店先に寝ているお安を、弁慶がまたごうとして足がしびれてしまいます。後で分かりますが、弁慶は義経の指図によってわざとお安をまたいだのでした。天皇は「神に等しい存在」ですから、お安が安徳天皇ならば、その上をまたげば罰が当たって足がしびれるはずという訳です。他愛ないと思うかも知れませんが、当時としてはそれなりの理屈というべきでしょう。(この部分は歌舞伎ではカットされてあまり

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