Published 2019/07/09 16:15 (JST) Updated 2019/07/10 07:54 (JST) 北京郊外にあるアジア最大級モール「LIVAT」内にある「言几又書店」は、北京でも最大級となる2フロア3000平方メートルもの規模を誇る。店内には皮や陶器のクラフト店も。週末は親子連れも多いが、カフェスペースは平日はまるで自由な形態で働くSOHO(仕事場兼住居)の「ワークスペース」のようだ=斎藤淳子撮影 「このモールにもまた、こんなにおしゃれな書店ができた!」。2016年ごろから北京の街ではまるで雨後のたけのこのようにおしゃれな書店が次々と現れている。なぜ、中国では街の本屋がこんなに急速に増えているのだろうか? 中国の本屋ブームを北京からリポートする。 ▼猛烈に増えるしゃれた書店 近年、北京にある主要な複合商業施設(モール)21カ所のうち、18カ所に「西西弗書店」、