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犀星に関するmossmosyのブックマーク (3)

  • 美しい書物 | Collections | Kyushu University Library

    「金魚の魚拓を一枚作ってくれませんか、形は天から火のように墜ちてくる恰好、つまり頭が地上に向き、尾が天に向く恰好、にして」ある日、若き編集者であった著者のもとに届いた室生犀星からの一枚の葉書。やがて魚拓が完成し、その手を離れるまでのなやましい日々を描いた「炎の金魚」ほか、名ブック・デザイナーにして名文章家による40篇のエッセイ。装幀やルリユール(製工芸)、様々な出会いについて、ひとつひとつの出来...を、丁寧に、丹念に、たしかめるように書く。まるで、手仕事そのもののような味わい。show more

  • 上京する文學 : 漱石から春樹まで | Collections | Kyushu University Library

    斎藤茂吉—上野駅のまばゆい明るさに驚いた 山有三—ぶら下がった鉄橋の彼方は東京 石川啄木—甘ったれの借金王、十二階に登る 夏目漱石—汽車は上京の予行演習だった 山周五郎—江戸っ子よりも江戸っ子らしく 菊池寛—田舎者が描いたモダン都市東京 室生犀星—東京に「ふるさと」を発見した詩人 江戸川乱歩—暗く怖い東京は乱歩のせい 宮澤賢治—愛用のトランクも一緒に上京 川端康成—浅草で見つけた「大阪」 林芙美子—芙美子はいつも長い坂を駆け上がる 太宰治—三鷹陸橋の上からあの日見た津軽 向田邦子—古く懐かしき東京山の手を描く 五木寛之—初めての下宿は神社の床下だった 井上ひさし—軟式ボール欲しさに上京した少年たち 松清張—遅れて良かった清張の上京 寺山修司—東京こそが寺山の「家」だった 村上春樹—見晴らしの良い高台から見た東京show more

  • 昭和文壇の形成 | Collections | Kyushu University Library

    大正五年の漱石の死が大正文壇の始まりであったように、昭和二年の芥川龍之介の自死は昭和文壇の始まりであった。そしてその四年前の大正十二年に菊池寛によって創刊された『文藝春秋』が、昭和文壇の形成に大きな役割を果たすことになった。中原中也・小林秀雄・長谷川泰子の「天下の三角関係」、梶井基次郎と宇野千代の恋、「伊豆の踊子」のモデル問題、川端康成の秘めた恋、萩原朔太郎や室生犀星をめぐる女性たちのことなど、昭...初期の文壇を描きだす。show more

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