今秋、伊都キャンパス(福岡市西区)への移転が完了し、取り壊される九州大学の箱崎キャンパス(同市東区)を丸ごとレーザー・スキャナーで記録し、ウェブ上に公開する作業を同大人間環境学研究院の堀賀貴(よしき)教授(建築史)が進めている。消えゆく貴重な近代建築群をはじめ、キャンパス全体が仮想空間に生き続け、将来は仮想現実(VR)技術で懐かしいキャンパスを散歩できるようになる。 レーザー・スキャナーは最高で1秒間に100万回のレーザー光を対象物に照射し3次元の座標を持つ点群として計測。同時にデジタルカメラで撮ったデータを加工すると、立体的なカラーアニメーションで再現できて、3Dプリンターで模型も作れる。堀教授によると、壊す建物をレーザー・スキャナーで記録する例は珍しいという。 計測は同大本部の要請で2014年から始めた。箱崎キャンパスでは、旧工学部本館(1930年建築)など五つの建造物を保存活用する方
ドイツの電子情報長期保存プロジェクトであるnestorが2012年に策定した、電子情報の保存計画のためのガイドライン“Leitfaden zur digitalen Bestandserhaltung. Vorgehensmodell und Umsetzung”(2.0版)の日本語訳が朝日大学の機関リポジトリで公開されました。 保存計画のためのガイドライン 手続モデルとその実装 バージョン2.0(JAIRO) http://jairo.nii.ac.jp/0431/00000913 ※日付が「2017-09-04」となっています。 保存計画のためのガイドライン 手続モデルとその実装 バージョン2.0(朝日大学機関リポジトリ) http://id.nii.ac.jp/1128/00005314/ 参考: ドイツの電子情報長期保存プロジェクトnestorが保存計画のためのガイドライン(2.0
ページが切り取られた本を手にする山口博さん。手前は閲覧禁止指定された図書の目録=2日、静岡市駿河区の県立中央図書館 元静岡県立中央図書館職員山口博さん(85)=伊豆の国市=が、同図書館の前身「葵文庫」当時からの蔵書で、戦前―戦中に閲覧禁止となった図書の目録整理を進めている。戦時下に、静岡県でも「知る権利」が制限された生々しい実態が明らかになってきた。国による思想、言論の統制に加え、山口さんは「図書館側の『忖度(そんたく)』で市民への図書の公開を過度に制限する実態もあった」と指摘している。 ■閲覧禁止目録、年内にも完成 目録は本年中の完成を目指している。明治大図書館が3月に刊行した発禁本リストの改訂版用に提供し、全国的な調査にも協力する意向だ。 葵文庫での閲覧禁止処分が判明したのは、山口さんが勤務していた1979年。蔵書整理に当たっていたところ、書庫の奥から一般の人には貸し出しも館内閲覧もで
1 謂れのない圧力の中で あ る 教 科 書 の 選 定 に つ い て 和 田 孫 博 本 校 で は 、本 年 四 月 よ り 使 用 す る 中 学 校 の 歴 史 教 科 書 に 新 規 参 入 の「 学 び 舎 」 に よ る 『 と も に 学 ぶ 人 間 の 歴 史 』 を 採 択 し た 。 本 校 で の 教 科 書 の 採 択 は 、 検 定 教 科 書 の 中 か ら 担 当 教 科 の 教 員 た ち が 相 談 し て 候 補 を 絞 り 、 最 終 的 に は 校 長 を 責 任 者 と す る 採 択 委 員 会 で 決 定 す る が 、 今 回 の 歴 史 教 科 書 も 同 じ 手 続 き を 踏 ん で 採 択 を 決 め て お り 、 教 育 委 員 会 に は 採 択 理 由 と し て 「 本 校 の 教 育 に 適 し て い る 」 と 付
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