【立命館アカデミック・ツアー】本郷真紹先生と巡る日本古代史 <第3回>行基ゆかりの地を訪ねる 本郷 真紹(立命館大学文学部 特命教授) オンライン講義(ウェビナー):2024年5月13日(月)16:00~17:00 オンライン講義(見逃し配信):2024年5月16日(木)9:00~6月2日(日)23:59 バスツアー:2024年5月26日(日)集合8:30 解散17:30(予定)
また文書の新発見があった。 www3.nhk.or.jp 今回は文書の伝来と形態について述べてみたい。 古代・中世の文書は掛け軸などに表装されていることが多く、必ずしも原形を現在に伝えているとはいえない。骨董市場に出回る物も多くが表装されており、なかには天地をそろえるために、折紙を折り目に沿って一度裁断した上で折紙風に表装しているケースもある。 その場合、当然包紙などは行方がわからなくなる。しかし今回の発見は原形を留めている点でも貴重である。 Fig.1 右上に包紙が見える。また、勝家の書状が切封だったことも伝えている。 Fig.2 Fig.3 Fig.2、3の右端に見える紐は、下から切り裂いてつくっている。 追記 この紐に墨が見えるのは、封をしたあとに宛先を書くためである。と言葉で説明してもわからないので、実際に作成された方のブログを紹介する。実にわかりやすく説明されている。 昔の手紙の
福井県小浜市の県立若狭歴史博物館で、幕末の絵巻に描かれている女性48人の中から1人を選んで投票する「幕末おばま小町 OBM48総選挙」が実施されている。 幕末から明治維新期の庶民の文化について、絵巻や浮世絵などで紹介する特別展「うきたつ人々~幕末若狭の祭礼・風俗・世相~」に合わせた企画。幕末期のファッションやおしゃれに関心を持ってもらおうと、アイドルグループ「AKB48」の選抜総選挙になぞらえた人気投票だ。 展示されている「小浜祇園祭礼絵巻」(広嶺神社所蔵)には、祭りに集う多くの人が描かれ、若い女性は着物や帯の色や柄、小物まで丁寧に描き分けられている。特別展か常設展の観覧者に投票券が渡され、ロビーに掲示された絵巻の中の女性48人の中から、お気に入りの女性1人の番号を書いて投票する。 特別展は一般400円、高校・大学生300円、小中学生200円。投票は特別展の会期と同じ11月11日まで受け付
江戸時代の書物の紙に含まれていた毛髪を分析したところ、当時の庶民の食生活が見えてきた――。そんな研究結果を14日、龍谷大などの研究チームが発表した。時代が進むにつれて、海産魚をよく食べるようになったことなどが、元素の分析から推定されるという。 龍谷大の丸山敦准教授(生態学)によると、江戸時代の都市では出版ブームが起こり、たくさんの書籍が発刊された。大量の紙が必要なことから、古紙の回収や再生紙づくりも盛んになり、この過程で毛髪が紙に埋め込まれた。これらの毛髪は、たまたま混入した可能性のほか、耐久性を上げるための材料として、意図的に混ぜられたとする説もあるという。 チームは、江戸時代に作られた書物から、130サンプルの毛髪を採取。炭素や窒素の同位体の割合を分析し、食生活を調べた。 その結果、1700年以降の200年間に、海産魚を食べる割合が徐々に増加していったことが裏付けられた。漁業技術が発達
コロン「たいしたもんじゃのー、婿どの」 シャンプー「女装だと思いこませてしまたある」 あかね「すごいっ!! すごい口車だわ、乱馬!」 ムース「おのれのいいたいことはよくわかった」 高橋留美子『らんま1/2』の一場面。女性が武術を競い合うという「女傑族」の美少女・シャンプーは、語尾に「アル」をつけている。さらに、「しまった」の「っ」が抜けて「しまた」と発音。中国人らしい片言の不完全な言葉づかいがかわいらしい。…………などと思った方、これって本当に中国人らしい? 鳥山明『Dr.スランプ』の超能力少女・鶴燐、雷句誠『金色のガッシュ!!』のリィエン、空知英明『銀魂』の宇宙人・夜兎族の娘・神楽など、チャイナ服を着た美少女キャラはなぜかみんな、語尾に「アル」をつけて話す。『コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(岩波書店)の著者・金水敏氏が指摘するように、実際にはそんな話し方をする中国人
鳥居清長の春画『袖の巻』の復刻作品が、1月24日から東京・銀座の靖山画廊で展示される。 東京伝統木版画工芸協同組合が、昨年8月にスタートさせた春画復刻事業によって復刻される同作。東京伝統木版画工芸協同組合は、春画の技術を次世代の職人に継承し、社会がその文化を正しく理解し享受することを目標に『袖の巻』の復刻事業を始めた。2020年に全12図の復刻を完了し、国内で販売を行なう予定だ。復刻事業はオリジナル版を所蔵する国際日本文化研究センターの協力のもとで実施されている。 展示会では、12図のうち3図の復刻作品を紹介。現在までに彫師が木版を彫り上げる工程が完了しており、摺師が和紙に絵を摺りこむ工程に入っているという。
名古屋市博物館の分館で、尾張徳川家の旧蔵書など約十一万点の史料を持つ蓬左(ほうさ)文庫(名古屋市東区)は、近世の尾張名古屋に関する古文書を解読した史料集「名古屋叢書(そうしょ)」の刊行を三十年ぶりに再開する。当時を知る上で欠かせない基本文献として重宝されてきたが、一九八八年に刊行事業がいったん終了していた。
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下里知足(しもざと ちそく、寛永17年11月18日(1640年12月30日)? - 宝永元年4月13日(1704年5月16日))は、江戸時代前期の俳人。通称は勘兵衛、のちに金右衛門。諱は吉親、法名は寂照。子に下郷蝶羽、下郷亀世らがいる。 尾張国鳴海村の庄屋をつとめる傍ら、井原西鶴や松尾芭蕉ら多くの俳人・文人と交流。鳴海六俳仙の一人。現存する西鶴の書翰7通のうちの4通は知足に宛てたものである。 著作[編集] 『千鳥掛』 『多日万久羅』 脚注[編集]
内容説明 百人一首は数百年にわたり、日本人の美意識、恋愛観を涵養し支配してきた。江戸期には、中流以上の家庭の正月遊びに「歌かるた」として親しまれ、浄瑠璃や謡曲の詞章はおろか、力士の四股名にさえとり入れられた。本書では、百人一首のほとんどの歌をパロディ化し、親しみをこめて作者をからかっている江戸川柳をひもとき、千数百年の昔の人びとの心を伝える百人一首の魅力と、江戸人の豊かな学識と機智の世界に読者を招じ入れる。 目次 秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ 春すぎて夏来にけらししろたへの衣ほすてふ天のかぐ山 あい曳の山どりの尾のしだり尾のながながしよをひとりかもねむ たごのうらにうちいでて見れば白妙のふじの高ねに雪は降りつつ おくやまに紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋はかなしき かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける あまの原ふりさけみればかすがなる三笠の山
和歌・文芸の領域はもちろん、日本人の生活全般にわたって深い関わりをもつ百人一首を、歌の解釈はもとより、歴史、選び方、カルタ、翻訳など、さまざまな角度から紹介し、その文明的広がりをさぐる。それぞれのテーマにそった版本、各種カルタ、翻訳本など、カラー口絵(16頁)収録。 百人一首の世界 ─その文化的広がり(吉海直人) 藤原清輔「ながらへば」の歌の解釈をめぐって ─衰退史観・尚古思想(錦仁) 恋歌の消滅 ─百人一首の近代的特徴(岩井茂樹) 女子用往来と百人一首(小泉吉永) 歌留多になった小倉百人一首(江橋崇) 競技かるたの歴史と今後の課題(津久井勤・大平修身) 料理と百人一首(原田信男) 選 ぶ ─中国古典詩文の場合(井波律子) 百人一首と宝塚歌劇 ─「庶民」の娯楽と「少女」歌劇のあいだ(白幡洋三郎) 英訳百人一首の世界(ニコラス・J・ティール) 百人一首・歌一覧
3月上旬の刊行予定です。 藤澤茜『浮世絵が創った江戸文化』(笠間書院) ISBN978-4-305-70688-1 C0071 定価:本体7,000円(税別) B5変型・上製・カバー装・320頁 浮世絵を見ると江戸の社会がわかる 浮世絵は、社会情勢やファッションなど、多様な情報を伝えるメディアとして機能していた。 絵に盛り込まれた情報を読み解く庶民の文学的素養や文化基盤を検証。 歌舞伎界や小説界と結びついて新しい文化を生み出す実態や、アニメ・マンガへ継承されている表現や手法を明らかにする。 図版200点掲載! 【浮世絵は周縁の文化を巧みに取り込み、「図像」としてそれらの情報を発信した。過去の文学や伝承、最新のファッションや小説、歌舞伎など、時間軸にとらわれない情報を伝える媒体としての意義にも注目したいと考え、本書には『浮世絵が創った江戸文化』という題をつけた。各図を細部に至るまでじっくり鑑
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