放火の実行犯である金大漢(朝鮮語版)は放火した後、恐怖によりその場から逃亡したが、その直後に逮捕された。 金は1947年生まれで、かつてはタクシー運転手・行商を務めており、妻子も持つ一般的な家庭だった。しかし2001年に脳卒中による失語症とうつ病を発症し、緊急手術にも関わらず手足に後遺症が残り失業。病気によって自分の社会的地位を失ったことにより自殺願望を抱き、今回の事件に至った。 裁判で検察側は金に対して死刑を求刑したが、判決では心神耗弱が認められ、無期懲役に減刑され刑が確定した。その後は収監され服役していたが、2004年8月30日に持病だった脳卒中の後遺症で死亡したことが明らかにされた。 不祥事[編集] 大邱広域市地下鉄公社は事件の翌日に、安全対策をほとんど何も行わない状態のまま一部区間で運行を再開させ、「安全に対する意識が低すぎる」と非難を浴びた。さらには放火された列車と対向列車の運転