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ブックマーク / kzr-2.hatenadiary.org (19)

  • Grand Central Dispatchでお手軽並列処理 - Radium Software

    Grand Central DispatchはMac OS X 10.6およびiOS 4に追加された新技術だ。 このGrand Central Dispatch(以下"GCD")は、プログラマー以外にその効用を説明することが難しい技術だ。漠然と「マルチコアプロセッサを効率的に使うための技術」と言っておくこともできるが、それじゃあなんでiOS 4に搭載されてんの?という話になってしまう。 これをプログラマー向けに説明するならば、次のような感じになるかと思う。 GCCを拡張してクロージャ的な機能を追加してみたら、非同期処理とか並列処理とかすげー書きやすくなったんで、ちょっとその辺りまとめてみました。 僕の個人的な意見としては、単にAppleのコンパイラー技術者たちがC言語ファミリー(C/C++/Obj-C)にクロージャを追加したかっただけなんじゃないかな、と考えている。 とりあえずマンデルブロ

    Grand Central Dispatchでお手軽並列処理 - Radium Software
  • 行動の感染と人数の関係性 - Radium Software

    上の動画は少し前に話題になったものだ。動画紹介サイトなどで見たことがあるかもしれない。とある音楽祭における一場面。最初は一人の男が妙な踊りを踊っているだけだったのが,2人,3人と加わるにつれ人数の増加が加速度的になり,最終的には辺りの人を全員巻き込んだ現象になる,というビデオ。3人目が加わった後からの急激な増加が鮮やかで面白い。 この現象にちょっと似た実験を,ミルグラム実験で有名なスタンリー・ミルグラムが行っている。 その実験は,街の雑踏の中にただ上を見上げているだけの人を配置したとき(見上げている先には特に何かあるわけではない),そこを通りがかる人の何割がつられて上を見上げるか調べたものだった。実験結果によれば,1人の人間が上を見上げていた場合は4割程度が「つられた」のに対し,4人の人間が上を見上げていた場合は8割近くが「つられた」のだという。 この実験の再現を試みた映像が YouTub

    行動の感染と人数の関係性 - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/10/06
    後半は踊ってるというより単に固まってるようにもみえる。行列にがあると並びたくなる心理に近いような気も。
  • ざっと見積もりテクニック - Radium Software

    The Endeavour - Three rules of thumb ダフの法則 π 秒は1ナノ世紀に相当する 1世紀を秒に換算すると 3.1556926 × 10^9 秒になる。この関係を覚えやすく整えたのが「ダフの法則」だ。一見,使いどころの分からない法則だけれど,「秒」を「年」に換算したい場合に役立つことがある。 例えば,1個のデータにつき1秒を費やす処理があったとして,今から10億個のデータを処理するとしよう。これを全部処理するには10億秒かかるというのは明らかなことだ。でもそれって,つまり何年ぐらいになるんだろう? ダフの法則を思い出せば,1世紀でπギガ個のデータが処理できることが分かる。つまり,10億個のデータを処理するには,ざっと見積もって30年ぐらいかかるのではないかという概算ができる。 ホッパーの法則 光は1ナノ秒間に30センチメートル進む 原文では「1ナノ秒間に1フ

    ざっと見積もりテクニック - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/09/28
    マジックナンバー 72
  • Impromptu: Scheme ベースのライブコーディング環境 - Radium Software

    Impromptu は Andrew Sorensen 氏によって作成されたライブコーディング環境だ。言語としては Scheme をベースとしており,それに映像や音楽を扱うためのライブラリ群と,リアルタイムにコードを記述し実行するためのエディット環境が統合されている。 実際に触ってみると,関数型言語とライブコーディングの親和性が,なかなか良いことが分かってくる。エディターの出来も良く,リアルタイムにコードを書きつつ実行するという作業をスムースに流れるようサポートしてくれる。 上のビデオでは, Impromptu のサンプルプログラムを参考にしつつ,簡単なアルゴリズム作曲のコードを組んでみた。ちなみに,ビデオ中に登場する "my:play" 等の関数は,作業を簡略化するためにあらかじめ用意しておいた関数なので悪しからず。 いくつかのデメリットもあるものの(最大の弱点は Mac OS 版しか存

    Impromptu: Scheme ベースのライブコーディング環境 - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/09/16
    めざす方向性のひとつ
  • NESynth for iPhone - Radium Software

    NewForestar - NESynth NESynth (NEシンセ)は8ビットゲーム機のサウンドを再現したバーチャルシンセサイザーだ。いわゆるチップチューンサウンドを iPhone 上で手軽に楽しむことができる。シーケンサーなどは搭載されていないものの,その割り切りがむしろお手軽感を出していていいと思う。チップチューンサウンドを,打ち込みではなく「楽器」として使ってみるのはいかが? ということで作ってみたのが上の動画。編集はそれなりに手間がかかったけど,とても面白い体験だったと思う。 そう言えば,チップチューンサウンドをテーマにしたハードウェア鍵盤楽器って,今までに存在していないと思う。 NESynth をハードウェア化したら,それはそれなりに面白いものになるかもしれない(需要があるかどうかは別として……)。

    NESynth for iPhone - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/08/09
    これはかっこいい。
  • ペンタトニックスケールの持つ力 - Radium Software

    World Science Festival 2009: Bobby McFerrin Demonstrates the Power of the Pentatonic Scale World Science Festival 2009 のセッション "Notes & Neurons: In Search of the Common Chorus" における一幕。ジャズ歌手ボビー・マクファーリンが何の前置きも無く聴衆をコーラスに変えていく。ペンタトニックスケールが人々の中に根付いていることを証明するパフォーマンスだと思う。それが文化的なものなのか,人の頭に「ハードワイヤ」されたものなのか,どちらなのかは分からないけれど。 (via Good Math, Bad Math)

    ペンタトニックスケールの持つ力 - Radium Software
  • Dub FX 'Love Someone' - Radium Software

    Dub FX によるビートボクシング・パフォーマンス。ダブ風のディレイエフェクトを使った空間表現が素敵。ベース音の作り方なども独特で面白い(ワウペダル等を使って色付けしているようだ)。全体的にエフェクトの使い方に凝っていて,個人的にはそこがとてもスマートに思える。 いつの間にかビートボクシングの世界はもの凄い広がりを持つようになった気がする。上手い人を探せばいくらでも見つけることができる。この流れって,いつ頃から始まったんだろう? (via Synthtopia)

    Dub FX 'Love Someone' - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/07/17
    これはかっこいい。
  • Structure Synth 日記 - Radium Software

    Structure Synth と Sunflow を組み合わせて使う場合は,Sunflow 側の設定に凝ってみるのも面白い。Structure Synth に最初から用意されているテンプレートでは,ambient occlusion を利用した非常に柔らかなライティングが設定されている。これを例えば image based lighting に変更するだけで,かなり変わった質感を持つようになる。Sunflow のサンプルシーン設定などを参考にして,オリジナルのテンプレートを作成し,色々試してみると面白い。以下の例では,Sunflow のサンプルシーンに付属の sky_small.hdr を光源として利用した。 Image based lighting Ambient Occlusion set maxdepth 100 BG 50 * { ry 19 x 1 rx 17 } R1 rul

    Structure Synth 日記 - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/02/18
    なにー、結構ライティングに凝ることができるんだ。すごい。
  • オーディオプログラミング言語 ChucK - Radium Software

    オーディオプログラミング言語 ChucK を使って組んでみたサンプルプログラムの映像。 最初のプログラムは,1度,短3度,5度,短7度の音(つまりマイナーセブンスコードの構成音)からなるランダムなシーケンスを延々と鳴らし続けるもの。 二番目のプログラムは,構成音は最初のプログラムと同じだけど,ただランダムに鳴らし続けるのではなく,簡単な繰り返し構造を持たせるようにしたもの。最初のプログラムよりも,いくぶん音楽的な要素が加えられていると思う。 ChucK は,こういった類の実験を行うには非常に適した言語だと思う。上の二番目の例では,プログラムを動かしている最中に変更を加え(繰り返しの構成を変えてみている),それを「オン・ザ・フライ」で再実行している。同様のことは SuperCollider などでもできるけれど, ChucK は仕様の簡潔さと,統合環境 (miniAudicle) の手軽さが

    オーディオプログラミング言語 ChucK - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2009/01/29
    参考にする
  • Pd 日記 (random_5_8) - Radium Software

    MIDI のノートに対して,ランダムに5度と8度の音を足すだけのパッチ。鍵盤はミ・ソ・ラ・シを適当に叩いているだけ。そんな単純なフレーズ(?)でも,ランダムな音の上下とディレイ(エコー)による音の重なりが加わるだけで,不思議と奥行きのようなものが生まれてくる。

    Pd 日記 (random_5_8) - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/12/09
    あとでやってみる
  • メモリ破壊の検死学 - Radium Software

    Debugging Memory Corruption in Game Development - Cowboy Programming Cowboy Programming による「ゲーム開発におけるメモリ破壊講座」。メモリ破壊によって引き起こされる現象の分析と,その仕組みの解説,原因の調査方法などについて記されている。よくまとまっていて面白い。 技術レベル的には,少し経験のある中級者に向けた内容になっていて,「自分には原因のまったく分からなかった謎バグが,あの人はデバッガを一瞥しただけで解いた! なぜ?」とかいう経験に出くわしたら読むべし,といったところ。 一見,不可解な死に方をしているように見えるプログラムも,その死体をよく調べてみれば,なぜ死んだのかを解き明かすことができるんだよ……。

    メモリ破壊の検死学 - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/09/15
    確かに経験蓄積すると不可解な現象から何が起こったかの推測がだんだんできるようになるけど、新人からみたらほとんどカーゴカルトだろうな。
  • 音楽と記憶 - Radium Software

    Music and memory: How the songs we heard growing up shape the story of our lives - Cognitive Daily 音楽には記憶を呼び起こす効果があるように思える。5年前,10年前によく聴いていた曲をたまに聴き返してみると,その曲を聴いていた頃の思い出が,懐かしみと共に胸の奥から込み上げてくるような,そんな現象を体験をすることがある。そういうこと,ない? このような「音楽によって記憶が呼び起こされる」という現象は,どうやら多くの人が体験していることのようで,それについての研究を行った心理学者もいる。上の記事は,そこでの実験について触れたもの。 ちょっと記述に曖昧なところがあって,解釈が難しいのだけれど,「よく知っている曲ほど自叙的な記憶を連想させることが多い」という結果が得られたことが解説されている。 もちろ

    音楽と記憶 - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/08/29
    ある曲をヘビーローテしながらあるシリーズものの小説を読んでたことがあって、今でもその曲を聞くとその小説の内容のイメージが想起されます。
  • E-MU Proteus VX (free!) - Radium Software

    先日, E-MU Systems 社のソフトウェア音源 Proteus VX の無料配布が開始された。 E-MU Systems - Proteus VX E-MU の Proteus と言えば高品質のサンプリング音源として20年近くの伝統を持つ製品。それが無料で手に入ってしまうとは,ちょっと驚きの事態だと思う(無料化された経緯については,今のところよく分からない……)。 さっそくダウンロードして試してみたのだけれど,やはりとてもいい! 音質はもちろんのこと,収録されている音色のバリエーションも十分(総計1024音色)。それでいて動作は比較的軽く,使い勝手も良い。 個人的な事情で言うと,ピアノやストリング系の「定番な音」を出す音源に不足していたので,これらをほぼ完全にカバーできるようになったことが嬉しかった。先日の AquesTone の試奏でも,つい嬉しくなってピアノを無理やり混ぜてしま

    E-MU Proteus VX (free!) - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/08/12
    あとで
  • 質より量に学ぶ - Radium Software

    Coding Horror - Quantity Always Trumps Quality Art & Fear という芸術家向けのの中に,こんなエピソードがある ― ある陶芸クラスでのこと,最初の授業において,教師は生徒をふたつのグループに分けた。一方のグループは作品の「量」によって評価を行うとし,もう一方のグループは作品の「質」によって評価を行うとした。 これはどういうことかというと,「量」グループの生徒たちは,提出した作品の量のみによって評価が下される。作品の総重量が50ポンドに達していたらA評価,40ポンド台ならB評価,というように。それに対して「質」グループの生徒たちは,たったひとつの最高の作品を提出すればいい。その作品の出来に対して評価が下される。 すべての授業が終わり,さて評価は,となったとき,少し奇妙な事実が判明した。提出された作品のうち,最も高い質を持つものは,すべて

    質より量に学ぶ - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/08/09
    別の意味での「質より量」
  • 抽象概念と数学学習 - Radium Software

    Real-life examples may not be best for teaching maths - BPS Research Digest 身近な具体例の利用は数学学習の助けにならない ― いきいき健康 NIKKEI NET 子供たちに算数を教えるのに,実世界の例を使うのは,いい方法のように思える。分数を教えるのにピザを使ってみたり,小数を教えるのに瓶と水を使ってみたり,とかね。紙の上で「これはこういうものだから,とにかくこうなるんだ」なんてふうに叩き込むよりも,目の前で実際に起こる出来事として見せた方が,実感をもって学ぶことができるんじゃないか……と。 ただ,こういった手法を数学の領域にまで持ち込むのは,あまりいい方法とは言えないかもしれない。オハイオ州立大学の Jennifer Kaminski らが大学生に対して行った実験によれば,抽象的な記号などを使って数学問題を教えら

    抽象概念と数学学習 - Radium Software
  • Cuckoo Hashing - Radium Software

    ハッシュテーブルからエントリーを検索する処理は,一般に定数時間で済むとされている。つまり,どんなにエントリーが増えても検索の速さは変わらない,ということ。データ構造の教科書には必ず載っていることだね。 でも実際には,ハッシュの衝突が起こった場合に,速度の低下が発生する可能性がある。例えば,一般的なチェイン法(オープンハッシュ)だと,衝突したエントリーに関して線形検索を行うことになるから,衝突が多ければ多いほど,定数時間からは遠のいてしまう。 この速度低下を防ぐ方法はいろいろある。なかでも cuckoo hashing (カッコウ・ハッシング)は仕組みが面白い。こいつは,エントリーの検索を必ず定数時間で済ませてくれるという優れものなんだ。 Cuckoo hashing では,2つのハッシュ関数と,2つのテーブルを用いる。ここでは,2つのハッシュ関数をそれぞれ h1, h2 として,2つのテー

    nagachika
    nagachika 2008/06/01
    多分使わないけど、一応憶えておく。
  • KORG Kaossilator - Radium Software

    去年の冬頃, Kaossilator を発売直後に入手して,その1週間後ぐらいに作った曲。 KP3 のサンプリング機能を利用して多重録音を行っている。 これを作ったとき,頭の中にあったのは,レイ・ハラカミのイメージだった。 Kaossilator のコード系の音色をいじくっていると,トーナリティの曖昧な感じのフレーズができてくる。その落ち着かないふわふわとした感じが,どことなくレイ・ハラカミを連想させるなと思い,その方向でまとめてみた。 ちなみに,物のレイ・ハラカミはこんな感じ。 SC-88Pro だけでこれを作るっていうんだから,当に男前だよ。 こんな感じで,大人しめの使い方を色々と模索してみたものの,やっぱり Kaossilator はもっと元気な感じで使うのが似合っていると思う。例えば,酔っ払って踊り狂いながら奏でるとかね。あとは,こんなストリート系?とかも,いい感じ。

    KORG Kaossilator - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/05/24
    こんなダンナさんが欲しい。
  • ビープが鳴るのは仕様です - Radium Software

    The compatibility constraints of your side effects: Beeping - The Old New Thing Windows XP では,起動直後の「ようこそ」スクリーンでスペースキーを押すと,ビープ音が鳴る。これは,無効なキー入力が行われた際のデフォルトの挙動であって,意図されたデザインではない。 Windows Vista では,「ようこそ」スクリーンの構成が変更されていて,スペースキーを押してもビープ音が鳴ることは無い……少なくとも,ベータ版まではそうだった。 Vista のベータテストの実施中に,あるベータテスターから「『ようこそ』スクリーンでスペースキーを押してもビープ音が鳴らなくなったのはなぜか?」という問い合わせがあった。 意図的に削ったわけではなく,仕様変更によって生じた些細な副作用のひとつに過ぎない。でもなぜそんなことを,

    ビープが鳴るのは仕様です - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/05/19
    否定的なブクマコメが多いのが意外だった。
  • 初音ミク - Radium Software

    数学ガール 昨年の暮れに作った曲。今聴くとヌルいアレンジがもどかしい。歌モノの作曲経験がほとんど無いから,恐る恐る作っている感じ。 折戸伸治が好きだったあの頃を思い出しながら作った。その頃からかかっていた呪いが,ようやく解けたような気がした。 恋するロードランナー 結局のところ,こういう使い方がいちばん合っているように思える。 ハウス用のドラムキットなのにギターを入れただけでロックっぽくなるのが不思議。 題名に「恋」を入れればなんとかなる,というメソッドは,ローリー寺西から教わった。 ブライトワルト RAM RIDER が好きで,どこまで近づけるかを試してみたくて作り始めた。 結果,なんか全然関係ないものができた。歌謡ハウス。 総括 やっぱ,歌入りの曲を作るのは楽しいよ。 ただ,インスト曲と違って,「心地よいと思う音の連なりだけで曲になる」ということはなくて,何かテーマがないとそこに詞や曲

    初音ミク - Radium Software
    nagachika
    nagachika 2008/04/23
    数学ガールの動画作ったのが Radium Software の人だったとは!!
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