普天間、県内移設で調整=嘉手納統合案検討も表明−岡田外相 普天間、県内移設で調整=嘉手納統合案検討も表明−岡田外相 岡田克也外相は23日夕の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「県外という選択肢は事実上考えられない状況だ」と述べ、移設先を沖縄県内に絞って調整する考えを示した。年末の2010年度予算編成までに「できるだけ方向性を出したい」としている。外相は移設先について、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)とする現行計画に沿った案に加え、米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案も検討する考えを示した。 民主党はこれまで県外移設を主張してきたが、外相は現行計画の検証や米側との協議を通じて県外移設は困難と判断した。外相は「(政府・与党内で)認識を共有したい」と述べ、県内移設で意思統一を図る意向を表明。北沢俊美防衛相も記者団に「県外移設は理想だが、難しいと言っ