民主党が自主投票で臨む沖縄知事選で、同県選出以外の国会議員が応援に駆けつけることを禁じたことに対し、2日の党常任幹事会でさっそく異論が飛び出した。普天間飛行場の県外移設を訴え、伊波洋一・前宜野湾市長を支援する川内博史衆院議員が「自主投票なのに、応援に行ってはならないというのは理解できない」とかみついた。 岡田克也幹事長は「沖縄に入って特定候補の支持を訴えてはならない」と理解を求めつつ、反した場合は「処分する」と明言。川内氏は記者団に「党の方針には従う」としながら、「自分たちの思いを県民に伝える方法はある」とし、11日の告示を前に現地入りする考えを示した。