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ブックマーク / d.hatena.ne.jp (104)

  • 火のようにさみしい姉がいて - nagonaguの日記

    SONG | 10:44 | それは突然あらわれ、彼女を連れていった。「私が悪いの」が口癖のようなひとだった。どうして悪くない私をおしえてあげきれなかったのか。すてきな笑顔とやさしさが、かけがえのないプレゼントであったことを伝えきれなかったのか。ただそのことが悔やまれてしかたない。おふくろが、認識能力を失っていることは幸いであった。午前1時半から丑三つまでのあいだ、どのように彷徨し、なにを彼女はみたのか。ことばの深いところの意で、魔が差し、疲れ果て、彼女はひとり旅立った。「バカじゃない」とつぶやく。泣きながら「ごめんね、ひーろ」と声にはならない声をあげる。小さくなっていくすがたをみながら、しょうがないなと笑ってみせる。もういいよ。疲れたろ、ゆっくり休みな。生きていくのは楽ではない。たいへんなことだといったほうがいいんだろう。でも、そのたいへんさを超えて、あなたの笑顔とやさしさは価値あるもの

    nagonagu
    nagonagu 2009/10/30
    やっといえる、さよなら
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20091026

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    nagonagu 2009/10/26
    元気です。
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20091017

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    nagonagu 2009/10/18
    id:north-poleさん、生き延びましょう。
  • ある家族の歴史 - 百丁森の一軒家・別館

    21:37相方の母方の伯母が今年100歳になったということで、お祝いの宴に出席してきた。相方の母自身、97歳という高齢である。彼女は四女、すぐ上の姉が今回お祝いとなった三女、長姉・次姉はすでに他界しているが、どちらも享年100歳前後。五女は早く亡くなり、4人いた男きょうだいはいずれも亡くなっている。しかし、いずれにせよ長寿姉妹であることは間違いない。主催はその子ども世代、いとこたちということになるが、それもすでに70歳〜80歳という高齢、やっと60歳前後のメンバーが、相方はじめ何人かいるのがもっとも若手という、なかなかたいへんな宴会であった。もちろん私は最年少である(ていうか、60歳未満はあとひとりしかいなかったYO!)。私たちは一緒になったのが遅かったこともあり、互いの親の実家に関わる話はあまり聞いたことがなかった。しかし、今回ほとんど初対面の人たちの思い出話には、あらためていろいろ感じ

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    nagonagu 2009/09/27
    「偶然と幸運の中でしか、このような歴史は伝えられることがない。」「しかし、それを全部聴きとることは、おそらくできない」
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090924

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    nagonagu 2009/09/24
    せめて週一ブログにはしておこうという努力のあとがうかがえる。
  • I’m not fighting, for justice - nagonaguの日記

    SONG | 17:01 | 道草ばっかり喰ってるついでに、もうひとつ横道をのぞいてみる。0なかなか前に進めない。前にどころか、後ろにも横にもどこにも進んでない。世界はディストピアでしかないと憂に浸るほど無垢でもなく、自爆テロするほど純情でもない。月に一度は部屋の片付けをして、散らかし放題にして、にっちもさっちもいかなくなって、また月に一度の片付けをする。まるでシシューポスの神話のようだと笑う。「あまりにもちんけな巨大な岩だ」神々は人の身の丈にあった岩を与えたもう。「それにしてもちんけだ」とつぶやく。レイシストが差別し排斥する行為と、そのレイシストを温かく見守る「愛」あふれる行為。「愛」は差別し排斥する。あふれる「愛」サイバー空間をうろちょろする。同時並列的に存在する悪意と悪行と、善意と悪行をみる。善意あふれる悪行の根原理は「愛」。またもや「愛」である。人はなんという不可思議な生き物な

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    nagonagu 2009/09/14
    関連エントリのリンクなどを張らないとわからない人には全然わからない不親切なエントリ。これでいいかと思ってるが、脚注を追記するかも。
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090911

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    nagonagu 2009/09/12
    諸行無常について哲学してみました(ウソ)。/id:chochonmageさん、遣い回しましょう。^^
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090905

  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090829

  • ここは坂道。上りなのか下りなのか、私にはわからない。 - nagonaguの日記

    SONG | 23:56 | 息子の保育所へは、長い坂道を行かなければならない。那覇から国頭村奥へといたる国道58号線は、子どものころ軍用道路1号線だった。名護町の中心である十字路近くで生まれ育った私には、いろいろと想い出がある1号線/58号線である。その道路をまっすぐに那覇に向かって、宜野湾市から浦添市へと至る境界の近くに、移り住んで2年近くになる。息子が月齢八ヶ月頃に引っ越してきたが、もう二歳と四ヶ月になる。言葉も聞き喋れば、走りもする。保育所は無認可だが園長さんが熱心で園庭が多少広いのが気に入って、家から1キロばかり離れたところに通っている。距離は1キロ強だが、高低差が50メートルほどあり急坂が続く。宜野湾市大謝名から東へ同市我如古までは2.5キロメートル/高低差87メートルもあり、ちょうど最初のキツイ急坂にあたる道である。*1急いでいるときや荷物の多いときは、車で送り迎えしているが

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    nagonagu 2009/08/27
    坂道での出遭いをメモる
  • 気まぐれでまたデザインを替えてみた - nagonaguの日記

    SONG | 11:39 | なつがくれば おもいだす はるかなおぜ とおいそら尾瀬が地名であることなど知らない、けれども夏のあいだに、数回は口ずさんでしまう歌。沖縄はまだまだ暑いし、昨晩など風もなく、とても寝苦しかった。それでも、なんとなく夏のピークは過ぎたような気がする今日この頃。夕方、よく乾いた洗濯物をたたみながら、ついこの歌を口ずさんでいる自分をみた。昨日は、ほんとうに日曜日らしい日曜日を過ごした気がする。日中は浦添市港川まで遊びに出て、カーミージー*1という岩礁に足をふみいれた。釣りをしたりマリンレジャーで遊んでいる若者や、自治会の人々がバーベキューなどをしていた。とてもきれいで、ゆったりとした沿岸域。開発の魔手から逃れたこの場所を、未来へわたすことができればいいのだがと思った。夕方は近くの生協まで歩いて買い物。二歳児は素足でゴンと徒競走をしながら、よく歩き走り、踊って笑ってた。

  • 人は、こうやって排外主義に堕ちていくのかもしれない - abduluzzaの日記

    イスラーム, 差別, ウヨ 『アイシャの日記』*1というブログがあって、そこのブログ主は、イスラム教徒のパキスタン人男性と結婚して、宗教と伝統の名を借りた、その暴力と暴圧に日々苦しめられている。 そして、ブログ主は、ムスリムも含めた外国人を犯罪者予備軍とみなす、排外主義的な考えに染まってしまった。その辺は、2009年代の記事を見ればわかるだろう。 それだけでなく、コメント欄にも、彼女のような事例は、『日の侘び寂び、人情、思いやり、気遣いといった美しい文化』と、それと対比される『日に入り込もうとしている卑劣な、汚い、何を考えているのか分からないモンスターとしての外国人』との戦いの一例なのだと語るネットウヨが沸いている。そこには、皇国日の侵略責任に関して、否認主義を取り、韓国人・朝鮮人をゴミクズ扱いする言説をとく人間もいる。そして、ブログ主も、それに対しておおむね寛容だ*2。 確かに、パ

  • “失われた歴史と場所”の回復の途上としての沖縄 - nagonaguの日記

    SONG | 11:26 | 残暑お見舞い申し上げます。沖縄・名護市では、暴走&期待族の子ども達が警察官と衝突して手錠をされたまま逃走したり*1、幸福実現党なるおそろしく下卑た音ダダモレの宗教団体が総選挙撤退を表明*2したり、自公政権はいよいよ終焉を迎えようとしている今日このごろ、日語を解すみなさんにおかれてはいかがお過ごしでしょうか。暑い日々が続きますが、わたしはクーラーのない生活も3年目を迎え、どうにか慣れたといえば慣れたのですが、汗だくで暮らすことはそれなりに体力を消耗し、クーラー病でだるくなるよりはまだいいかもしれないのですが、やや夏バテのような気分で、それなりに夏の暑気にあてられまいっております。我が家の二歳児も、相方の実家である京都や長野から戻ってきて数日もしないうちに、あせもがたくさん出てどうしたものかと悩みながら、可能な限り清潔を保つように朝も夕も水浴びをかかさないよう

  • 自律的な人間にとって闘争状態は常態で、そこにすべてがある - nagonaguの日記

    SONG | 16:28 | またまた出会いました。素敵な看板に。前回紹介した分で、あまり根拠なくおしまいかと思っていた私は、真栄原自治会をみくびっていた。反省至極。たぶん、まだまだあるかもしれない。左のカンバンは、真栄原交差点に鎮座ましましていた。うかつといえばうかつ。真栄原の名を冠した交差点を見落としていたとは。ちなみに私はジェロを知らなくて、ググってwikiで知ったほどの世間知らずである。この日は一人暮らし最後の日で、図書館に借りていたを歩いて返しに行った。帰りがけに、銀行で用を済ませ、そのまま新町の中を抜けて大謝名まで坂を下った。銀行の近くの裏道でもカンバンに出会った。なんだか、「ほか」ということばに、心があたたまる気持で、私はとってもうれしかった。「ほか」は、すべてを包括し、すべてを解き放つ。それは分類し名付ける行為を否定しないが、その意味と行為を超える世界へひらく「ほか」であ

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    nagonagu 2009/08/04
    id:felis_azuri,当然の如く「ほか」は魑魅魍魎をも包括するのではないでせうか。^^
  • 真弓定夫の国粋と母乳主義のオリエンタリズム - 百丁森の一軒家・別館

    館で真弓定夫とか母乳中心主義(エスノセントリズムならぬ、え〜と、マンモセントリズム?)についていろいろ書いたり、調べたりするうちに思ったこと。もちろん今のところ思いつきにすぎないが。真弓の論が、国粋というかニッポンバイザイズムであることは、例のの内容でも、またその出版元が「新風」関連会社であることからも、ひろく知られていることだ。一方、真弓と親和性の高い母乳中心主義的なグループ、たとえば館で言及した「自然育児友の会」などは、一方で「昔から伝わってきた日育児法」てなことに拠りつつ、他方で、オリエンタリズム的というかアジア志向あるいは先住民志向?のようなものが色濃く感じられる。例えば、母乳育児業界から発して、今やその枠をこえた人気商品となっている「ベビースリング」。スリングは、もともと南米の民族が赤ちゃんを抱っこするのに一枚布を 巻きつけたのが起源といわれているようです。その後ア

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    nagonagu 2009/07/30
    保守が憧憬する失われたプリミティブなものを有す視線の対象としての沖縄やアイヌ。しかし日本の右翼も「親米反左翼」として構成されてるから、奇妙なキメラですよね。
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090729

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    nagonagu 2009/07/29
    栄町はディープな那覇の下町テイストでおもしろい。
  • http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20090725

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    nagonagu 2009/07/27
    id:F1977さん、ありがと。ビールがどんどんおいしくなる季節だね。
  • 0724 「はじまり」があらわれる、飛躍ではなく、中断において - nagonaguの日記

    cinema | 15:43 | 人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える攻撃用宇宙船。タンホイザー・ゲートの近く、暗闇に輝くCビーム。…そんな思い出もやがて消える。時が来れば。…雨に消える、涙の様に。………時が来た。週一の日記をつけよう。先週末から独身生活。家人は、一族郎党で日を観に皆既日帯の海外都市へ旅行に出た。ちょうどその皆既日の日は、別れて暮らす子ども達の中体連の日だった。近くで大会があったので、私は応援に出かけた。二日目は、末の娘と体育館近くのビーチで海水浴を楽しんだ。その日の午後には、海外旅行から相方だけが戻ってきて、そのまま仕事の出張でアメリカへ出て行った。二歳児の息子は相方の家族が預かり、そのまま彼女の出張のあいだ実家の父親が面倒をみてくれている。私はといえば、自らに課した「仕事」の追い込みをしなければならないのに、しょっぱなで詰まって前

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    nagonagu 2009/07/25
    触発・藤田省三『精神史的考察』(平凡社選書/ライブラリー)
  • 0717 街でみかけたダジャレ看板の紹介 - nagonaguの日記

    SONG | 14:35 | はてなハイクで「街でみた素敵なもの」を紹介してる。子どもを預けている保育所近くの交差点でみた看板が最初だった。桜田淳子のヒット曲にかけているダジャレだなどとわかる人は、あるいっていの年齢以上の人だろう。そんなこと気にもかけずに、“クッククック クッククック♪”とシャレているその能天気さが、まぎれもなく同時代を生きた人間だろうとおもわれ、私はかなしいやらほほえましいやらなさけないやらで愛しくなったものだった。第二段は、車で市立図書館へ行っての帰りだった。その看板を目にとめつつも50メートルは行き過ぎ、ブレーキを踏み急停車しバックし、看板のそばのコンビニに車を駐車し携帯電話で撮影した。「空手は板割ろう」…こいつは確信犯だ。おそろしい。宜野湾市真栄原区自治会にはなにかある。まさかシリーズ化するとは思ってなかったが、私はこの発見をだれかに伝えたくて、数時間後にはハイク

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    nagonagu 2009/07/18
    id:T-3donさん、“アメリカシロヒトリ~♪”ってなんすか、教えてください。夜も眠れない(はウソ^^)。/アメリカシロヒトリってwikiでみました。関東に多いみたいですね、なかなか鋭いセンスの子どもたちだ。うん。^^
  • 「見下しゲーム」としてのメディアリテラシー/「中立性に価値がある」という宗教 - 女教師ブログ

    メディア, リテラシー [Acknowledgements]This article is written as a responce to the following article by id:nisemone_san, and inspired a lot by his Hasumi Style. P.S. I am very sorry to find you not a Himote Soldier. ---蓮實文体もどきで書く『情報批評宣言』 - じんせいべんきょう - 断片部    ===== 「メディアリテラシー」はとても便利な言葉だ。「メディアリテラシー」という語を使って説明しただけで何か大事なことを語った気になって/させてしまうからである。僕が大学学部生の頃(そんなに昔じゃない)、「メディアリテラシー」はかなりごく限られた人のみに浸透していた言葉だったが*1、今やも杓