沖縄県教育委員会が実施する公立学校教員候補者選考試験で、中学校と高校の英語教員向けのリスニング問題が、市販されている1冊の問題集の内容と酷似していることが23日分かった。昨年の試験では少なくとも18問中13問、今年の試験では18問中8問が該当する。一言一句、同じ内容の出題も多い。市販本の内容を試験問題に引用しても著作権法上の問題はないが、一部の受験生の間ではこの問題集から集中して出題されることが広まっており、試験の公平性が問われそうだ。(社会部・鈴木実、嘉数よしの) この記事の他の写真・図を見る 市販の問題集は、旺文社の「英検1級リスニング問題150」。 昨年の試験でこの問題集を参考にしたとみられるのは、男女2人の会話を聴いて4択で答える問6、7、8、9のほか、一つの英文を聴いて関連する3問に答える問10~12、問13~15、問16~18。 会話や質問文まで全く同一の問題が複数あるほ
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