AKB48に総合プロデューサーとして知られる秋元康さんが、4月に開校する和歌山市立の小中一貫校の校歌の作詞を担当したが、歌詞をネット上やSNSで掲載すると権利侵害になる可能性が出てきた。歌詞の著作権を、日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理していることで市議会から懸念する声が上がっている。3月11日、朝日新聞デジタルなどが報じた。 問題となっているのは、伏虎(ふっこ)義務教育学校の校歌で、曲名は「伏した虎よ」。歌詞には、和泉山脈や紀の川などが歌われ、児童生徒を「若き虎」と表現。「今は伏して学ぶがいい」「伏虎で未来の夢を見よ」などと呼び掛けている。作曲を担当した同市出身の東京藝術大学学長、澤和樹さんが秋元さんに歌詞を依頼したことで実現した。