美容整形の手術を受けて感染症を発症するなどトラブルが起きた際に、患者が美容外科の学会の窓口に相談した内容の一部が、了解なくクリニック側に伝わっていたことが分かりました。学会では指摘を受けて対応を改めていて、個人情報の管理を徹底したいとしています。 おととし、関東地方のクリニックで30代の女性が胸を大きくする豊胸手術を受けたあと、感染症を発症し強い痛みや傷口からうみが出たということです。 女性は去年4月に、日本美容外科学会=JSASがホームページ上に開設している「トラブル110番」という窓口に相談しましたが、その内容が手術を受けたクリニック側に伝わっていたことが分かりました。 学会のホームページには相談内容がトラブル相手に伝えられることは記されておらず、女性への事前の連絡もなかったということです。 女性は「すべて筒抜けなんだと怖くなり、誰を信用して相談すればよいか分からなくなり、とても苦しか
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