photo:miika laaksonen(unsplash) 声優が成人向けの作品と、一般向けの作品で名義を使い分けることは普通にはあったが、漫画界でも同様の事例はある。成人向けの漫画を描いていた漫画家が一般向けの雑誌で描く際にペンネームを変更したり、その逆パターンもある。漫画家によっては何本もペンネームを使い分け、しかも作風も描き分けるなど、器用なテクニックを見せる例も少なくない。 現在、「【推しの子】」を連載している横槍メンゴもかつては成人向けの漫画を手掛けていたし、「週刊少年ジャンプ」で『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』を連載した西義之は現在、成人向け漫画も手掛けるなど多彩な作風を見せている。しかも、西は成人向け漫画でもヒットを出しており、『魔女は結局その客と。。。』はアニメにもなった。 両氏は成人向け漫画でも一般向け漫画でも、ペンネームを変えずに執筆している希有なケースといえ