ロシア中央銀行は3月6日、米ビザやマスターカードの決済システムを利用する国内銀行発行のクレジットカードが9日以降、海外で機能しなくなると発表した。一部の国内銀行は代わりに中国の銀聯(ユニオンペイ)の決済システム利用を検討しているという。マカオで2013年11月撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu) ロシア中央銀行は6日、米ビザやマスターカードの決済システムを利用する国内銀行発行のクレジットカードが3月9日以降、海外で機能しなくなると発表した。一部の国内銀行は代わりに中国の銀聯(ユニオンペイ)の決済システム利用を検討しているという。 中銀によると、ロシアで発行されたマスターカードとビザカードは国内では有効期限まで利用が可能。 海外で利用できなくなるカードには、外国銀行のロシア子会社が発行したものも含まれる。 ビザとマスターカードは5日、ロシアでの事業を停止すると明らかにしていた。