よりにもよって、あの人を「教育者」として起用しようとは…東京都も大変な決断を下したものです。 2度の五輪出場を含む、数々の大レースで活躍した日本男子マラソン界のレジェンドといえば、瀬古利彦さん。五輪でのメダルこそないものの、その記録は当時の世界トップの選手たちと比較しても遜色なく、マラソン通算10勝というその結果を見ても、選手としての瀬古さんの偉大さには疑問の余地はありません。2時間8分27秒という自己ベストは、2008年現在で見ても素晴らしいタイムであり、日本男子マラソン代表として北京五輪に出てもおかしくないレベルのもの。 ただまぁ、何と言うか…引退と同時にアレしとけば良かったとでも言うか…どうも選手以外の部分での瀬古さんは、軽く「やっちゃった」系のお方。 テレビ中継でマラソンの解説をやれば「びっこ引いてます」なんて放送禁止用語を平気で言っちゃったり、箱根駅伝の解説をやれば早稲田偏