経団連米倉会長 TPPについて「農業団体も自己矛盾的な発言をしている」と談話したようだが、アンタはアホか。 2010年11月18日 from 農家との対話,農村の現実 朝日新聞によれば、経団連の会長が「日本の米はうまいから中国でも売れると強気を言っていたのに、TPPで農産物の全生産高の半分がなくなるという。どこに真意があるのか」と言っているらしい。 アホか。経団連トップという地位にある人間が話す内容とは思えない。 「日本の米の食味は国際的にみて非常に高いので、中国などへの輸出が期待できる」 ということと 「TPPにより完全障壁を撤廃すると、日本の農産物が打撃を受ける」 は全く矛盾しない。そもそも、日本の米は輸出できるということは確かだが、それが「日本でできる米のほぼ全量が輸出で売れるほど」だなんて誰も言ってない。そんなの一部の富裕層向けに決まってるでしょ。それに対してTPP締結したとき、米
2010年7月28日 from 食べ物の本 地域デザインの巨匠と言っていいだろう、高知県の梅原真さんから楽しい本が贈られてきた。しかもこんな手紙つき。 はい、確かにいただきました。 梅原さんは主にご自分が起居する地である高知県の、一次産業に携わる生産者や流通業者さんたちの創り出すモノのデザインを手がけてこられた。それも単にパッケージデザインをするというだけのことではない。相手がやっていること、やろうとしていることがきちんと世の中の理に沿っているか、目指すべき方向を向いているかと見定める。思いと合致していないと思ったら、 「そんなん、アカンやないか!」 とプイッと怒ってしまって、以後まったく相手にしてもらえない(→これはホントのことだ)。 僕はまだ梅原さんとそんなに何回も会っているわけではないけれども、その怒りの一端を見たことがある。本書にも出てくるある島の、とあるレトルトカレー商品を作る際
2010年6月30日 from 出張 ソースカツ丼の聖地は福井県福井市と群馬県の桐生市で、これが日本でのオリジナルといっていいだろう。これに対して信州の駒ヶ根などリンゴ産地では、リンゴの有効活用方策としてソースへの利用が促進され、ソースを使う料理としてのソースカツ丼が産まれた。昨今の新興B級グルメでは、必ずしもその地域で昔から食べられているわけではないものが出てくることがあるが、信州のソースカツ丼はそういうものとは違い、すでに地域でかなりの需要や文化を生み出している、立派な郷土食と言えるだろう。 なーんて前口上はどうでもいい! 恵那川上屋のスタッフが信州に新しく開いた「信州里の香工房」の視察に赴く昼餉は、彼らが思わず「あそこに行くの?」とたじろぐ「志をじ」。 店内はペコちゃんとかキューピーちゃんとかザクヘッドとか、きっちゅなフィギュアや古物がごわっと陳列された座敷だが、まーそれもいい。この
2004年05月26日 驚愕! こんな路麺があったのか!? 虎ノ門「港屋」の肉盛りそばは、久しぶりにびっくりした傑作だ! 書かねばならないネタが溜まっている。カストールの絶品今だけのホワイトアスパラ。原宿のアジアンキッチンのナイスな弁当。しかし、、、今日、びっくりする路麺に出会ってしまったのだ! 昼、農業関連団体の部長さんと商談をしたのだ。この方はそば好きで、シビアな商談が終わるとすぐに顔をほころばせ、「やまもとさぁ~ん、いい店があるんですよぉ~」と、そば屋に誘うのである。新橋・虎ノ門界隈なので、僕からは山形そば「出羽香庵」にお連れし、好評を博した。そして今回は、部長さんの番なのである。 「あのね、げてものって言われそうだけどね、冷やした盛りそばの上に甘辛く煮た肉がドバッとのってる、肉盛りそばっていうんだよ。」 おお、旨そうではないか!肉そばとか肉飯とか、「にく○○」という名称にはなぜか旨
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