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ブックマーク / www.yoshikawa-k.co.jp (95)

  • 世界の中の近代日本と東アジア - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    近代日は大陸国家への道をどのように目指したのか。19世紀後半から20世紀初頭を対象に、日清・日露戦争を経て台湾・朝鮮を植民地化する過程を、対外政策と認識を中心に解明する。自由民権運動・朝鮮支配を、エジプトのオラービー運動とイギリスによる支配に重ねながら、東アジアの動向を独自の視点で読み解き、世界の中に日を位置づける。 序章 世界のなかの東アジア近代/近代日と東アジア秩序の変動(台湾出兵問題の展開と構造―対外政策の帰趨〈副島外交とリ=ジェンドル構想/副島使節の構想と手法/大久保政権と「蕃地処分」方針の成立/英米の介入と派兵強行/対清戦態勢と大久保派遣〉以下細目略/台湾出兵をめぐる建白書と左院/一八八〇年前後の対清問題―宮島誠一郎の対外認識と活動/「自由民権」の国際的視野―『日立憲政党新聞』の朝鮮観/自由民権期のエジプト認識―オラービー運動・マフディー運動をめぐって)/東アジア戦争とし

    世界の中の近代日本と東アジア - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 官僚制の思想史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    近現代日社会を形作った一つの編成原理、官僚制。官吏はどのような意識のもとで職務に従事し、そのための専門知や経験知を形成してきたのか。また、彼らの行動規範について官界の内外でいかに議論がされてきたのか。幕末維新期から昭和戦後期までを対象に、その思想的側面を探る。官僚制をめぐる問題が連日取り上げられる今こそ注目したい一書。 序―書の問題意識…中野目 徹/〈意 識〉―志望と職務における自意識(法科と文科…長尾宗典/「国益」と外務官僚…熊史雄/《コラム》県知事と「県治」意識…山田英明/《コラム》キリスト者の官吏任官…坂井悠佳/宮内官僚の戦後…二ノ宮幹太/戦後革新政党と官僚制…森 裕城)/〈知識〉―職務に要する学知と経験知(「国学考証派」にとっての明治国家…大沼宜規/文官普通試験にみる「競争」の論理…田中友香理/《コラム》内村鑑三の札幌農学校・官吏時代と天職思想…ロバート・クラフト/《コラム》

    官僚制の思想史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 近代日本の歴史意識 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    数え切れない日常のわずかな出来事が記憶され、時には忘れられた出来事が掘り起こされる。こうした記憶と「記念」に関する問題、それを促した歴史意識を多様な素材を通じて検討。近代日歴史意識や郷土意識を論じた12の論考を、「史家と歴史イメージ」「由緒と顕彰」の2部に編成する。近現代日において、「歴史」が果たした役割を考察する。 序…羽賀祥二/史家と歴史イメージ(『自由党史』の編纂方針と記述の変容…中元崇智/一九一〇年代の自治体史編纂と「史料」―『名古屋市史』編纂事業を事例として…木村慎平/象徴天皇制と歴史意識…河西秀哉/郷土意識とジェンダー―長崎の〈対岸〉稲佐の歴史的空間化と〈稲佐お栄〉…宮崎千穂/中国における戦争記憶の構築について―「抗日戦争」の表象を中心に…王暁葵/「近現代歴史学」の画期と連続…後藤致人)/由緒と顕彰(津和野藩における藩祖祭祀と神格化…岸 覚/水戸藩史料の編纂と徳川斉昭

    近代日本の歴史意識 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 三宅雪嶺 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

  • 『日本近代の歴史』刊行記念対談(1/3頁) 『本郷』第126号収録 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    源川真希 みながわ まさき 1961年、愛知県生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得 現在、首都大学東京都市教養学部教授 主要著書=『近衛新体制の思想と政治』、 『東京市政』など多数 大日方純夫 おびなた すみお 1950年、長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了 現在、早稲田大学文学学術院教授 主要著書=『近代日の警察と地域社会』、『維新政府の密偵たち』など多数 シリーズの特色 ――日は、9月より刊行が開始されます新シリーズ『日近代の歴史』の企画編集委員である大日方純夫・源川真希両先生にお越しいただきました。シリーズの特色や見どころについてお話しいただきたいと思います。 源川 書の特徴はと言うと、近代日の85年ほど、明治維新から1950年代ぐらいまでの時代を6つに分け、国際環境を留意しながら政治史を中心に描いたということです。 大日方 そうで

  • 明治期のイタリア留学 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    近代日の黎明期にイタリアへ渡った若き日人たち―王立イタリア国際学院で語学を修めた井尻儀三郎(いじりぎさぶろう)と緒方惟直(おがたこれなお)、ヴェネツィア王立美術学校で絵画や彫刻を学んだ川村清雄(かわむらきよお)と長沼守敬(ながぬまもりよし)。明治政府がすすめる近代化政策の中で、彼らはイタリアから何を受容したのだろうか。彼らの留学時代を検証し、交流の様子を描き出した、知られざる西洋文化受容史。 イタリアとの架け橋を築いた明治期の若者たち―プロローグ/井尻儀三郎 現地でイタリア語を習得し首席を通した十二歳(不世出の努力家/トリノ王立イタリア国際学院/国際学院への入学/一八七四年から卒業まで/コラム① 佐々木三六―東京大学植物園の細密画家/コラム② 川村恒三、大橋淡、平元弘―秋田の蚕種商人たち/コラム③ 田嶋啓太郎―群馬境町のカトリック蚕種商人)以下細目略/緒方惟直 万博のフランス語通訳とな

    明治期のイタリア留学 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 第17回日本歴史学会賞発表! - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

  • 明治国家形成と華族 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    明治2年、公卿・諸侯の称を廃して生まれた華族は、近代日の特権階層へとどのようにして変貌を遂げたのか。明治国家の「貴族」を作り上げようとする政府と華族会館の活動を通じて「皇室の藩屏」としての道を模索する華族の姿を追究する。華族に対する「天皇の意思」を軸に据え、明治政府と華族の動向を解き明かす新機軸を打ち出した注目の書。 序章 書の課題と先行研究/華族会館創設過程における華族(通款社と麝香間祗候会議/華族会館創設活動における華族と岩倉具視/「会議」の進展と明治八年一〇月勅語)/明治六年政変後の島津久光問題における華族(島津久光の政権参入/三条実美排斥運動の展開/岩倉具視の再登場と明治八年一〇月勅語)/岩倉具視と「部長局―宗族制」の形成(華族一二部制の形成/華族六部制の形成と部長局の設置/「華族類別録」の編纂と宗族/「部長局―宗族制」の形成/明治一一年華族会館における「会議」/福澤諭吉「華族

    明治国家形成と華族 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 日本古印刷文化史(新装版) - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    印刷事業の興隆進歩は文化の普及発展を進める。奈良時代の創始期から江戸時代の活字版興隆期まで850年の印刷文化を、近隣諸国との文化交流も絡ませて系統的に叙述。中世の禅院の開版活動や近世の活字印刷にも触れ、付録として広範な古刻書題跋集と古刻書索引を収載する。昭和7年から版を重ねた文化史・書誌学に不可欠の書、40年振りの復刊。 奈良時代(印刷創始期)(奈良時代の開版〈大伴赤麿の犯罪懺悔文の開版説/無垢浄光陀羅尼経の開版/摺無垢浄光陀羅尼経の形式/律三大部開版説〉/我が印刷術は独創か〈支那に於ける印刷術の起源/印刷術は唐からの博来か〉以下細目略)/平安時代(印刷興隆期)(平安時代の開版/支那版の輸入)/鎌倉時代(和様版隆盛期)(奈良版/高野版/京洛版/入宋僧と典籍の将来/京都に於ける唐様版/鎌倉に於ける唐様版)/南北朝時代(唐様版隆盛期)(入元僧と典籍の将来/京都禅院の開版/地方禅院の開版/元

    日本古印刷文化史(新装版) - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 明治期の旧藩主家と社会 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    大名華族はそれまで統治してきた領地とどのような関係にあったのか。旧藩領と東京の二ヵ所に邸を構え家政を運営した意義、複雑な機構と人事、地域経済への支援、旧藩主家と立身出世の補完的な社会構造など、近世大名が近代において果たした歴史的役割を、福岡県の旧柳河藩主立花家から描く。大名華族を組織内に位置づけ、近代社会との関係を解明。 序論/旧藩主家における意思決定の仕組み(家令・家扶の役割と担い手/明治期における旧藩主家と旧門閥家の関係/旧藩主家における意思決定と家憲/大名華族の意識と行動)/旧藩主家の財政と地域経済(旧藩主家の財政構造と家政改革/明治十年代における旧藩主家と士族銀行/補節 士族授産会社興産義社の再検討)/旧藩主家と立身出世の社会構造(旧藩主家と同郷会的組織/私立尋常中学校の設立と存続問題/旧藩主家と育英事業)/結論

    明治期の旧藩主家と社会 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 皇居の近現代史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    天皇が居住し、宮中でさまざまな公務が行われる皇居。現在のように一般参賀や参観で、国民が訪れることができるようになったのはいつ頃からか。明治の宮城拝観から占領下の勤労奉仕団、皇居移転論や遷都論、宮殿再建へ。「国民との近さ・親しみ」と「伝統・権威」の間で揺れ動く皇居の歴史を辿り、現在の皇室像がどのように形成されてきたかを考える。 現在の皇居―プロローグ/戦前の皇居 開かれ、そして閉じる(東京への奠都と宮殿の造営/拡大する宮城拝観/閉じていく宮城―戦争遺家族と御府)/占領下の皇居 ナショナリズムの表象として(皇居勤労奉仕団の誕生/遷都論と宮城移転論の登場/開放される宮城・皇居/皇居再建運動の展開)/開かれはじめる皇居(二重橋事件の衝撃/皇居参観の拡大/皇居造営の予備調査)/御苑を開放し、宮殿をつくる(遷都・皇居移転論と皇居開放論の再燃/宮殿造営にむけて/その後の皇居)/イギリスとの比較―エピロー

    皇居の近現代史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 戦後70年、”あの戦争”とは何だったのか? 『アジア・太平洋戦争辞典』発売中! - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    戦後70年―。“あの戦争”とは何だったのか? 満洲事変、日中戦争から東京裁判、サンフランシスコ平和条約まで、 今を生きる私たちがあらためて問い直すための格的〈戦争〉辞典! 吉田 裕・森 武麿・伊香俊哉・高岡裕之編 アジア・太平洋戦争辞典 好評発売中! 体27000円(税別) 四六倍判・上製・函入・842頁・原色口絵16頁 978-4-642-01473-1 戦争体験の継承や歴史認識をめぐる摩擦が問題となる今日、アジア・太平洋戦争をあらためてとらえ直す格的辞典。満洲事変から東京裁判、サンフランシスコ平和条約などの戦後史まで、政治・軍事・外交・経済・文化・思想など約2500項目を、図版を交え平易に解説する。軍事専門用語や兵器、諸外国の事項や人名も多数収めた。付録と索引を付す。 【辞典の特色】 ◆敗戦から70年、戦争をあらためて問い直すための“礎”となるべく、戦後世代を中心とした約290

  • 日本古代の典籍と宗教文化 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    大陸・朝鮮半島から伝来した儒教・仏教・道教などの宗教文化は、日古代社会でいかに醸成されたのか。中国・朝鮮史料との比較から『万葉集』『日霊異記』『藤氏家伝』など古代の典籍の思想的背景を探る。また、東国古代社会の特性を風土記、出土文字史料などから論じる。東アジア世界のなかで、古代日の〈知の営み〉を探究した論考を集成する。 凡例/序章 中国・朝鮮文化の伝来―儒教・仏教・道教の受容を中心として/古代の天皇と道教思想(天皇号の成立と東アジア―近年出土の木簡と朝鮮の金石文を手がかりにして/金液丹と禅師―仁明天皇の道教的長生法実践とその背景)/古代の典籍と外来文化(道教・神仙思想と仏教/『藤氏家伝』の成立と『懐風藻』/今の時の深く智れる人―景戒の三教観をめぐって/源為憲と初期天台浄土教―慶滋保胤との対比を通じて)/古代東国の信仰と仏教(神仙の幽り居める境―常世国としての常陸と藤原宇合/「七世父母」

    日本古代の典籍と宗教文化 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 百貨店で〈趣味〉を買う - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    明治末期以降に増加した都市部の新中間層は、それまで一部の好事家のものだった美術工芸品などの「趣味」に憧れ、手に入れようとした。そして、百貨店で手軽に獲得する方法を選ぶ。風流な道具や趣味人形など、百貨店で販売された商品を取り上げ、その背後にある〈良い趣味〉を読み解く。「趣味の大衆化」を引き起こす場としての百貨店の活動を考える。 はじめに/近代初期の消費と趣味の諸相(「良い趣味」を創り出す人々〈近代の茶の湯の成立と数寄者の出現/好古趣味の興隆〉/「良い趣味」を手に入れようとする人々〈紳士論の興隆―明治期の礼儀作法書に見る理想的男性像/初期消費文化の主役は女性なのか?〉)/美術をめぐる大衆の眼差し(百貨店と美術/中間層における美術品の役割)/風流の大衆化(美術―工芸―風流道具/風流道具の展開/昭和初期「国風」デザインと江戸趣味)/人形玩具趣味の興隆(好事家と家庭―雑誌『家庭と趣味』に見る大人

    百貨店で〈趣味〉を買う - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 明治・大正の広告メディア - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    明治末期から大正にかけて、年末・年始に商店主が得意先に配った極彩色の印刷物、正月用引札。その広告・情報伝達・祝賀の3つの機能の相互関係に着目し、図像の変遷と歴史的・社会的文脈との連関性を、精選した600点近い引札をもとに考察。ポスターやカレンダーなど現代の宣伝物に連なるメディアの諸相を描き、儚くも消えていった歴史を辿る。 【編集者の眼】 ところで読者の皆さんは、「引(ひき)札(ふだ)」というものをご存じでしょうか? 書にはカラー写真も含め、実に一八〇点を超える正月用引札が掲載されています。皆さんには、まずは目でもってその魅力に触れていただきたいと思います。 今では目にする機会も少なくなった引札ですが、明治から大正にかけては、商品の宣伝・広告を目的に大量に作られていました。中でも書で取り上げている正月用引札は、年末年始にかけて商店主が得意先に配った極彩色の印刷物で、現代のポスターやカレン

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  • 日本文学史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    文学史は文学観と歴史観がなければ確立しえない。従来のように文学作品や作者・作家を、ただ時代ごとに並べることが文学史といえるのだろうか。古代から続くその歴史を、時代割り・ジャンル割りではなく、東アジア・メディア・戦争・宗教・ジェンダー・環境などのテーマを切り口に多くの図版とともにわかりやすく描いた、まったく新しい日文学史。 新しい文学史のために/Ⅰ 東アジアの漢文文化圏と日の文学史(日古典の誕生/東アジア世界をつなぐ古典/コラム1 変貌する神話―記紀から中世神話へ)/Ⅱ メディアと文学(「メディア」?/言葉/声/文字/「文学」と「メディア」の行方/コラム2 絵解きと出版)/Ⅲ 戦争と文学(「戦争と文学」という視座/〈古代の戦争〉と文学/〈中世の戦争〉と文学/〈架空の戦争〉と文学/戦争をめぐる観念と実践―戦争と文学の関係史へ/コラム3 朝鮮軍記・薩琉軍記・島原天草軍記)/Ⅳ 宗教と文学(

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  • 工芸とナショナリズムの近代 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    明治20年代、〈美術〉に対抗する概念として成立した〈工芸〉。帝展の工芸部門開設と「新古典派」の出現、戦時体制下における桃山復興、占領統治下の工芸の輸出と日米文化交流、昭和30年代の「伝統工芸」の成立など、その歴史的展開を辿る。誕生以来、工芸の存立を支えてきた制度や価値体系をてがかりに、近代ナショナリズムとの関係を問い直す。 プロローグ 工芸における「ナショナリズム」と「伝統」/Ⅰ 「工芸」ジャンルの形成―明治二十年代のナショナリズムを背景として(「工芸」という曖昧なジャンル―「工芸」と「工業」/「美術工芸」の創出―帝国博物館の分類体系/「工芸」というジャンルの成立―明治二十年代/殖産興業から技芸保護へ―帝室技芸員制度/「美術工芸」による国威発揚―シカゴ博とパリ万博)以下細目略/Ⅱ 「帝国」日における工芸とナショナリズム―アジアへのまなざし/Ⅲ 工芸における「日的なもの」―国家主義時代の

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  • 日本史を学ぶための〈古代の暦〉入門 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    古来、人々の生活と深く結びついている暦。日史を理解する上で、暦の知識は欠かせない。その誕生や太陽暦・太陰暦などの基事項をはじめ、中国から導入・運用された暦の歴史を詳述する。また、日・月などの天体現象や年中行事、二十四節気など暮らしに関わる事柄まで、知っておきたい暦の知識を、図版やコラムを交え解説した恰好の入門書。 はじめに/Ⅰ 暦とは何か(人間にとっての暦〈暦はなぜ必要か/自然暦―暦の誕生〉/太陽暦と太陰暦〈太陽暦/太陰暦/太陰太陽暦―いわゆる「旧暦」〉)/Ⅱ 古代日の暦史(日列島における暦の始まり〈邪馬台国時代の暦―自然暦時代/元嘉暦の導入〉/律令国家と暦〈律令国家と儀鳳暦の採用/大衍暦の輸入と採用/五紀暦の併用/宣明暦の採用/符天暦の導入〉/暦道賀茂氏の成立―造暦組織の形成〈律令国家の成立と暦部門/律令国家における暦部門の制度/律令国家における暦専門家の養成/暦道賀茂氏の台

    日本史を学ぶための〈古代の暦〉入門 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
  • 津波災害と近代日本 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    近代日を襲った津波災害に、人々はいかに立ち向かい、後世へ何を残し伝えたのか。明治三陸津波被害を記録した山奈宗真の資料、昭和三陸津波被災地での聞き取り、津波碑、安政地震津波を記した日記などをもとに、被災から復興までの全体像を追究。津波の歴史から〝想定外〟では片付けられない災害の現実を学び、困難を克服するための道筋を探る。 【編集者の眼】 目の前の現実に対し、歴史学は何ができるのか。歴史学に携わる全ての者が考えなければならないテーマであろう。現在、この問いを深刻に突きつけられている分野の一つとして、災害史研究がある。 二〇一一年三月一一日、大津波は一瞬で数多の人命、日々の生活、暮らしてきた場所を奪い去った。三年という月日が経った今日だが、東日大震災が与えた傷はあまりに大きく、未だ癒えることはない。 こうした状況が災害史研究に光を当て、その役割を問うた。役割としてまず重視されてきたのは防災へ

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