スマートフォン(スマホ)の中でも、特に支持を集めているのが米アップルの「アイフォーン(iPhone)」だ。そこで使われるアプリは、今では50万種類以上に及び、累積で180億本を超える数がダウンロードされてきた。 日本国内では、アプリ開発者が続々と誕生している。年齢もキャリアも関係ない世界で、自分のアイデアひとつでヒット商品を生み出そうと努力を重ねている。 広告収入「8か月で10万ドル」 「毛を抜くだけのアプリです」 ゲーム「毛抜きの達人」の説明はこれしかない。スタートすると、皮膚に埋まった1本の毛のイラストが次から次へと画面に出てくる。指で画面をなぞって毛根から抜くのだが、失敗することも多い。ルールは実に単純だが意外に難しく、完璧にクリアできないと悔しくて「もう1回」となる。 開発したのは「20Y」さんという若手開発者だ。高専卒業後に進学する予定だったが、「iPhoneアプリで稼ぐ」という
![アイデアさえ良ければ稼げる 「売れっ子アプリ開発者」の内側 (連載「スマートフォン革命」第3回)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d57e2fdd26a697085bc6512bf766570f18a55e85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fimages%2Forigin%2F2011%2Fnews117842pho01.jpg)