昨日、関東地方のある朝鮮学校を取材で訪れた。 校門をくぐったのが午後3時。ちょうど初級部低学年生徒たちの下校時間と重なった。校庭には、わいわいがやがやにぎやかな子どもたちの姿と下校指導をする先生たち、そして地域の青年同盟の若者も何人かいた。 23日に朝鮮西海で起きた北と南の軍事衝突を受けて、学校や地域でも集団下校など生徒たちの安全確保にさらに気を使っているとのこと。 なぜ毎回このようなことになってしまうのか。子どもたちの無邪気な笑顔を見ながら、悲しい気持ちを抑えることができなかった。 問題の「砲撃事件」だが、日本や韓国メディアが使っているこの表現は正しくない。「北朝鮮がいきなり無差別砲撃を仕掛けてきた」かのように報じられているが、当該の海域では韓国が大規模な軍事演習を行っていた事実を忘れてはいけない。朝鮮側は、今回の砲撃は相手側の挑発に対する軍事的対応措置であったと主張している。少なくない