仙台市青葉区のアパート室内で9日朝、住人の20代男性が首をつって死亡しているのを宮城県警仙台北署員が発見した。1人で首をつる動画がインターネットに流されており、同署は、男性が自分で自殺の様子を撮影・中継したとみている。 同署などによると、動画共有サイト「ユーストリーム」で、男性が9日午前5時半ごろ、ベランダで物干しざおにタオルのような布をかけ、首をつる様子が流れた。7日夜からネット掲示板で自殺予告などを書き込み、ネット上で騒ぎになっていた。映像を見た人が通報し、駆け付けた署員が遺体を発見。男性は1人暮らしで遺書などは見つかっておらず、室内を固定カメラで撮影したとみられる。 通報が相次いだことからサイトの運営会社は間もなく、男性の映像の配信を停止した。