日教組嫌いの自民党と産経が北教組絡みで小林千代美議員を叩いて喜んでいる。特に、清和会の会長である町村信孝は、鬼の首をとったような騒ぎである。同時に連日のように「日教組」は、悪いヤツ的報道一色である。 個人的に、日教組が好きとか嫌いとか民主党を応援をする、自民党を応援するという話は、横においておき、今回の「北教組と小林議員の事件」とされているものをじっくり見直してみた。 この小林議員の事件の発端が、何なのか正確にご存知の方が果たして何人おるだろうか。 この事件は、電話で有権者に投票依頼する選挙運動の報酬支払いを運動員に約束していた疑いが強まり、北海道警が10月15日に、公選法違反(買収約束)の疑いで強制捜査に乗り出したものである。その結果、逮捕に至ったというのである。約束の金額というのも運動員約30人に対し、電話で有権者に投票を呼び掛ける選挙運動の報酬として計数十万円であるから、多い金額では