印刷 手術支援ロボット「ダビンチ」を使った前立腺がんの手術。右奥の操作ボックスで医師がロボットアームを遠隔操作する=東京都新宿区の東京医科大病院、金子淳撮影手術支援ロボット「ダビンチ」を使った前立腺がんの手術。操作ボックスで医師が遠隔操作する=東京都新宿区の東京医科大病院、金子淳撮影 遠隔操作で内視鏡手術を支援する米国製ロボット「ダビンチ」が4月から、前立腺がんの摘出手術で公的医療保険の適用を受けることになった。厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)が30日、了承した。これまでの手術に比べ、患者の身体的な負担が小さいという。 医師はカメラをのぞき、拡大された体内の3次元画像を見ながら操作する。医師の手の動きに合わせて、ダビンチの手も動くようになっている。 2009年11月、前立腺や胃、食道がんなどの手術を支援する医療機器として承認された。前立腺の周囲は血管などが集ま
2011年1月21日 「ここまでリアルにする必要があるの!?」と思えてしまうほど、人間のリアルな女の子にソックリな歯科実習用ロボットが話題となっている。しかもこのロボット、「あっ……!」や「痛いです……」など、身体が敏感に感じ、思った事を話すのである。皮膚、髪の毛、眼球、まぶた、まつ毛、鼻、クチビル、耳、そして肉体、す...「ここまでリアルにする必要があるの!?」と思えてしまうほど、人間のリアルな女の子にソックリな歯科実習用ロボットが話題となっている。しかもこのロボット、「あっ……!」や「痛いです……」など、身体が敏感に感じ、思った事を話すのである。 皮膚、髪の毛、眼球、まぶた、まつ毛、鼻、クチビル、耳、そして肉体、すべてにおいてリアルな女の子の容姿をしており、しかもかなりの美少女で色気タップリなのである。ちょっとこれ、彼女にしちゃう男性が出てきちゃうんじゃないの? と思えるほどキュートで
操縦者がいなくても自立する電動一輪車「U3-X」をホンダが開発した。2足歩行ロボットの制御技術を応用し、360度全方位に移動が可能。トヨタ自動車もロボット技術を使った乗り物の事業化を急ぐ。 サーカスや大道芸などで使われる一輪車は、操縦者が重心をタイヤの接地面に垂直に合わせることで直立する。乗りこなすには相応の練習が必要だが、ホンダは操縦者の代わりに独自に重心を制御して自立できる電動一輪車「U3-X」を開発した。 ひょうたん型の電動一輪車は、高さ65cm、全長31.5cm、全幅16cm。リチウムイオン電池を搭載しており、最高時速6km、満充電すると1時間ほど走行できる。乗って前方に少し体重をかけると、操縦者の意図を読むように前に進む。左右にも体を倒してみると、傾いた方向に行く。真横や斜めなど、あらゆる方向に移動可能だ。
家事や介護、警備など、暮らしの場で一般の人とともに活動する「サービスロボット」の安全基準づくりに向けて官民が動き始めた。ロボットは日本のお家芸。安全基準をつくることで普及を促すだけでなく、基準を世界標準にすることで世界のロボット産業をリードする狙いもある。 家事や介護などのサービスロボットは、産業ロボットと違い、店舗や空港など不特定多数の人が出入りする場所や一般家庭で使われる。このため、本格的に普及させるためには安全性を確保するルールづくりが欠かせない。 経済産業省は今年度から、安全基準をつくるため、5年間のプロジェクトを始めた。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などを拠点に、衝突や緊急停止の実験のほか、温度や湿度の変化による動作確認などを繰り返す。 民間でも、ロボットメーカーを含む約80社や研究者などでつくる「ロボットビジネス推進協議会」(会長=内山田竹志・トヨタ自動車副社長)が
ロボットといわれてまず最初に思い浮かべるのって、どういうのだろうか。 僕は、スター・ウォーズに出てくるR2D2とC3POだ。人によってガンダムだったりアシモだったりウォーリーだったりすると思うのだけど、なんにしろ、けっこうゴツゴツしてたり、メカメカしてたりするものじゃないでしょうか? それがなんか最近のロボットってそうじゃないらしいんですよ、というレポートです。 (text by 石川 大樹) もうロボットはメカメカしてない 先日、東京ビックサイトにて行われた国際ロボット展2009。産業用から民生用まで、とにかくロボットなら何でもあり!という、大ロボット祭りみたいな展示会である。 今日はメカメカした物がたくさん見られるぞ!と意気込んでやってきたのだが、会場についてみるとちょっと様子が違うのだ。ちやほやされているロボたちの姿が、なんというか、一言で言うと「かわいい」のだ。 福祉の現場でかわい
パナソニックは9月18日、ベッド型から車いす型に形を変えられるロボット「ロボティックベッド」を開発したと発表した。ベッドから車いすに移る際の転落の心配や介護者の負担を減らしながら、要介護者の活動範囲を広げられるとしている。 ベッド型ロボットに車いすを組み込んだ。ベッドの頭の部分がせり上がって車いすの背もたれに、足元部分が下に下りて足置きになる。 車いす形状では、人や障害物を回避する機能も装備。ベッド型、車いす型それぞれで、クッションを適した形に変える機能も装備。ベッド型のときには、寝返りをアシストし、床ずれを防止する。 第36回国際福祉機器展(9月29日~10月1日、東京国際展示場)に出展する。 関連記事 ロボットスーツ「HAL」、大和ハウスが独占販売 人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」を、大和ハウスが国内で独占販売する。大和ハウスグループが手がけてきた全国約2000カ所の介護・福
脳を活性化する猫のペットロボット セガトイズ 2009年7月 6日 Infostand セガトイズは、耳や目を動かすリアルな猫のペットロボット『夢ねこヴィーナス』を7月30日発売する。“擬似ペットロボット”『夢ペットシリーズ』の新製品で、脳の活性化効果も期待できるという。価格は1万500円。百貨店、各種量販店、玩具店などで販売する。 2006年9月に発売した猫型ペットロボット『夢ねこスマイル』のグレードアップ版。住居やアレルギーなどの理由から、生きたペットを飼うことができない人向けに、本物そっくりのロボットとして開発した。モデルは、豪華な毛と長いしっぽが特徴の「ノルウェージャンフォレスト」。 額、後頭部、左ほほ、胸、背中の5カ所に、フォトセンサーやタッチセンサーを内蔵し、触ると、耳を動かしたり、まばたきしたり、口を動かして鳴く。顔を洗う仕草や、ごろんと体をひねって寝転ぶ動きも再現した。大き
人とロボットの秘密 ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者にインタビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)を、連載形式で全文掲載します。 バックナンバー: まえがき 自分と同じものをつくりたい業(ごう) ←前回「まえがき 自分と同じものをつくりたい業(ごう)」へ 第1章 哲学の子と科学の子 人は命をつくり出すことができるのか DNAの二重らせん構造を解き明かした分子生物学者、フランシス・クリックは、1981年に『生命 この宇宙なるもの』(原題『Life Itself:Its Origin and Nature』)という著書を発表した。この本では「意図的パンスペルミア説」という仮説が提起されている。 これは“高度に発達した他の天体の文明が、意図的に地球に生命の種をもたらした”と唱える大胆な説だ。この仮説でクリックは生命の発生に必要とされる条件を考察し、
人とロボットの秘密 ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者にインタビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)を、連載形式で全文掲載します。 バックナンバー: まえがき 自分と同じものをつくりたい業(ごう) 第1章-1 哲学の子と科学の子 ←前回「第1章-1 哲学の子と科学の子」へ 「アトムを実現する方法はひとつしかない」――松原仁・公立はこだて未来大学教授が語る未来 その試みは意味があることだった では、初期人工知能の研究には意味がなかったのだろうか。まず、そこから知るために、筆者は、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科、松原仁(まつばらひとし)教授に会った。教授は、 「いや、意味はあったと思います」 と指摘する。 松原教授はチェスよりもはるかに指し手が複雑になる将棋(中国の象棋“シャンチー”や西洋のチェスは、とった相手の駒を盤面に戻すことはでき
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ホンダは31日、島津製作所などと共同で、脳活動の変化を測定し、考えるだけでロボットを動かせる新技術を開発したと発表した。 頭皮上の電位変化を計測する脳波計(EEG)と、脳血流の変化を計測する近赤外光脳計測装置(NIRS)を世界で初めて併用した。 頭に装置を取り付け、「右手」「左手」など体の部位をイメージするだけで結果を受け取ったロボットがその部位を動かせる。 スイッチを押すなど手足を使った動作が不要になるため、ホンダは「より人に優しい製品開発への応用を目指したい」としている。
少子高齢化社会の到来を見据え、家事を手伝うロボットの開発が進む。 東京大学IRT研究機構は、食後の食器洗いを支援する試作機を開発。 掃除では、作業の失敗を認識して、自力でやり直すロボットも登場した。 「料理を作るのは楽しいけれど、食器の片づけは面倒くさい…」 そんな理由で料理から遠ざかっている人は少なくないだろう。一人暮らしの人や共働きの夫婦ならなおさらのこと。そんな後片づけの一部を肩代わりしてくれるロボットが登場した。東京大学IRT研究機構が2008年12月に発表した「キッチンロボット」である。人間の腕に相当する「アーム」や、手のひらや指に相当する「ハンド」などで構成される「マニピュレーター」と呼ばれるタイプのロボットで、(1)トレーの上にある食器をつかんで運び、(2)洗い桶の水ですすいで、(3)食器洗い乾燥機の棚に置き、(4)食洗機のドアを閉めて電源を入れるという、4つの動作をこなす。
長い耳にキュートなスタイル――「ウサギ型のテーブルライト?」と思ってしまいそうな外観だが、じつはこの商品、無線LAN機能を実装したロボットである。 フランス「Violet社」が開発したもので、名前を「Nabaztag(ナバズタグ)」という。2005年の発売以来、フランスを中心に32万台を売り上げたという人気のウサギなのである。 この「ナバズタグ」が、1月29日に日本にも上陸。総輸入販売元は、癒し系ロボット「ifbot」や恐竜ロボット「PLEO(プレオ)」等の企画・開発・販売を手掛けてきた「ビジネスデザイン研究所」。価格は24800円(税込)と、既存のロボットに比べて破格の安さだ。それでいて、様々な可能性を期待させる魅力に溢れているのである。 主な機能は大きくふたつに分類される。ひとつは、メールやRSSフィード、気象情報や日経平均株価を読み上げたり、ポッドキャストを聴くといった「情報端
AIBOの次は『Nao』:詳細なプログラムが可能な人型ロボット、動画 2008年11月20日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Priya Ganapati 仏Aldebaran Robotics社のロボット『Nao』が、人型ロボットによるサッカーの年次国際大会『Robocup』に参加するロボットファンの間で人気を集めている。 Naoは昨年の同大会で、ソニーの犬型ロボット『AIBO』に代わる標準プラットフォームとなった。このことが、一部のロボットファンの間で人気が高まるのを後押しした。 だが、一般のユーザーがNaoを入手できるようになるのは、まだかなり先のことだ。 Naoは完全にプログラム可能なロボットで、さまざまな機能を備えている。人間に似た外見で、多種多様なタスクをこなすことができる。米AMD社のクロック周波数500MHzのx86系CPU『Geode』、1G
村田製作所は23日、同社のテレビコマーシャルなどで活躍している自転車型ロボット「ムラタセイサク君」に続く一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」(左から、柿内博文撮影)を開発し、京都府長岡京市の本社でお披露目した。 姿勢の傾きを検知する部品の搭載で倒れずにバランスを保ち、その場に立ち続けたり前進や後退ができる。正面に埋め込んだ超音波センサーによって、かざした手などと一定間隔を保って走行することも可能という。 高さ50センチ、重さ5キロで走行速度は毎秒5センチ。セイサク君の年下のいとこで、幼稚園の年長組という設定。同社によると、一輪車を運転するロボットは世界初という。 開発期間は半年程度で、費用は4台で3000万円。デザインは女性社員が担当した。
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