日本オラクル株式会社は11月14日、報道機関向けのラウンドテーブルを開催し、米Oracle グローバルテクノロジービジネスユニット担当副社長のロバート・G・シンプ氏や、Oracle Fusion Middlewareプロダクトマーケティング担当副社長のリック・シュルツ氏らが、記者からの質問に回答した。 シンプ氏に対しての質問は、OracleがRed Hat Linuxに対してサポートを提供するという「Unbreakable Linux 2.0」戦略に集中した。その中でシンプ氏は、なぜLinux OSのサポートに踏み切ったのかについて「完全にオープンであり標準化されたインフラを提供できるのがLinux。オープンスタンダードであるがゆえに、どこか1つの企業が独占しようとしてもできないメリットがある」とした。また、「できるだけ多くの人が統合化された1つのLinuxを利用することが大事と考えている