米IDCがこのほど発表した調査レポートによると、ASSP(Application Server Software Platform)市場規模は2005年には45億ドル。2005年から2010年にかけては成長率が鈍化するが、2010年には56億ドルに達するという。一方、サーバー台数ベースでは、技術の進化やコモディティ化などで年平均11%の高い成長率を記録するとしている。 アプリケーションサーバー、TP(トランザクション処理)モニタなどを含むASSPの市場調査。それによると、J2EEや.NETをベースとする「分散プラットフォーム」分野の2005年の売上高は25億ドルで全体の56%を占めた。同分野は今後もASSP市場をけん引し、2010年には、比率は63%にまで高まると予測している。一方、2005年で20億ドル(44%)だったCICS、CORBAなどの「レガシー」分野の成長は小幅にとどまるとみて