橋下徹・大阪市長の記事を掲載した「週刊朝日2012年10月26日号」(左)と、おわびを掲載した「週刊朝日2012年11月2日号」(右)=中村琢磨撮影 橋下徹大阪市長の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、同誌を発行する朝日新聞出版の幹部が24日、市役所を訪れ、橋下市長への謝罪と連載の経緯を第三者機関で検証する意向を、市の担当者に伝えた。橋下市長は検証結果を公開の場で報告するよう求めた。 市によると、同社の井手隆司管理部長から、橋下市長に直接謝罪したいとの連絡があったが、市長が多忙のため職員が対応した。井手部長は謝罪した上で、連載の企画立案や記事作成の経緯について、朝日新聞と朝日新聞出版の報道による人権侵害を検証する「報道と人権委員会」に審理を要請したことを伝えた。 橋下市長は同日、市役所で記者団に「まず僕に検証を報告すると聞いた。その時はクローズだと(言論の抑圧につながると)臆測が生じる。(朝