アメリカのバイデン大統領は6月3日に、中国の軍事関連企業への投資を禁止する措置を強化・延長する大統領令に署名しました。この禁止令は前大統領の投資禁止令を引き継ぐもので、真に効果的なものにするためには、バイデン大統領が欧州や日本などの同盟国を説得しなければならなりません。 バイデン大統領は3日、トランプ前大統領が昨年署名した「中国軍と関係のある」企業への投資禁止令のリストにファーウェイ、ハイクビジョンなど中国メーカー5社を加える大統領令に署名しました。 バイデン大統領は中国の監視技術が中国国外で使用され、抑圧や深刻な人権侵害を助ける中国の監視技術の開発や使用が米国の国家安全保障にとって重大な脅威となると指摘しました。 この大統領令は、米国政府が中国の防衛・監視技術企業への国家的投資を禁止し、安全保障上の脅威となる中国企業を、米国企業が支援しないようにするとしています。 バイデン政権が前政権の