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ブックマーク / gendai.media (26)

  • 地球の中心、内核はいつできたのか? 生物の陸上進出のカギを握る大事件(廣瀬 敬)

    地球の中心には巨大な鉄球、すなわちコアがあります。その半径は約3500kmで、コア内部は液体の外核(外側の厚さ2300kmの層)と固体の内核(内側の半径1200kmの球)に分かれています。固体の鉄である内核は、コアが冷える過程でできた構造と考えられています(前回〈「外はトロトロ、中はガチガチ」地球の中心、コアの不思議な構造に迫る!〉https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92223 をざっと振り返ってみました)。 では、内核はいつできたのでしょうか? 数少ない手がかりから、その年代を絞り込もうとする研究があります。そして、そうした研究から、内核の形成が生物の繁栄に大きな役割を果たした可能性が見えてきました。 地球の中身を調べることが、生物の進化を理解するカギになるのでしょうか? エキサイティングさを増す地球科学——その最前線に触れてみてください! ヒントは

    地球の中心、内核はいつできたのか? 生物の陸上進出のカギを握る大事件(廣瀬 敬)
    oukayuka
    oukayuka 2022/02/17
    固体の鉄である地球の内核ができたのが約5億年前。そのおかげで地球磁場が強まり、地上に届く宇宙線量が激減した。それは生物の地上への進出時期と一致する。おもしろい。
  • 「電子書籍の台頭による出版社没落論」はどこが間違っていたのか?(飯田 一史) @gendai_biz

    出版科学研究所によれば、2021年上半期の出版市場(紙+電子)は8632億円で前年同期比8.6%増、電子は2187億円で24.1%増と2019年以降3年連続のプラス成長を果たしている。その牽引役が毎年市場規模を大幅更新し続ける電子書籍である。 しかしその実態は、2010年の「電子書籍元年」のころさかんに言われた「中抜きしている出版社は不要になる」といった予想とはずいぶん異なる。果たして「電子書籍台頭による出版社没落論」はどこが間違っていたのか? また、我が世の春を謳歌するかのような今日の電子書籍の世界に残された課題とは何か? 1992年に設立され、電子出版事業を一貫して手がけてきたボイジャーの創業者である萩野正昭氏と、2013年よりインプレス「電子書籍ビジネス調査報告書」執筆者を務めるO2O Book Biz代表・落合早苗氏に語ってもらった。 <【前編】圧倒的成長を遂げる「電子書籍」市場…

    「電子書籍の台頭による出版社没落論」はどこが間違っていたのか?(飯田 一史) @gendai_biz
  • 子どもたちの教育に「ニセ科学」が忍び込んでいる事実をご存知か(伊与原 新)

    人はなぜ、「科学らしいもの」に心ひかれてしまうのか……? 東京大学大学院で地球惑星科学を専攻、大学勤務を経て小説デビューし、「ニセ科学」の持つあやしい魅力と向き合うサスペンス『コンタミ 科学汚染』を上梓した作家・伊与原新氏。同氏が生み出した、ニセ科学に魅せられた科学者・Dr.ピガサスが今回語るのは、未来を担う子どもたちの教育現場に忍び込むニセ科学。「科学っぽい、ちょっとイイ話」に、あなたも騙されていませんか──? (これまでの記事はこちらから) 「Post-truth」時代の教育とは 『インターステラー』というSF映画がある(2014年公開)。滅びゆく地球にかわる居住地を求め、宇宙へと旅立つ宇宙飛行士たちを描いた壮大な物語だ。 著名な理論物理学者であるキップ・ソーンが科学面を監修し、ワームホール、事象の地平面、特異点など、最新の知見による正確な設定とリアルな映像が大きな話題となった。映画

    子どもたちの教育に「ニセ科学」が忍び込んでいる事実をご存知か(伊与原 新)
    oukayuka
    oukayuka 2018/08/30
    なお日本では新興宗教がやたらと教団名に「科学」とか「学会」とかつけたがる傾向が。
  • なぜ炎上?HIKAKINが飼い始めた人気猫種の、知られざる悲しみ(友森 玲子)

    人気YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)が仔を家族に迎えたことがネット上で話題になった。かわいい効果で再生回数は通常の8倍にもなり、話題を集めたが、一部からは「影響力のある人なのだからこそ、ペットショップで購入せずに、保護を選択してほしかった」という意見も多く集まり、賛否両論を呼んでいる。 「保護」と簡単にいっても預かるためには様々な条件が必要なため、詳しい状況も知らずにヒカキンを叩くのは気の毒とも言える。また、ペットショップについては、ヒカキンに非があるわけではなく、別の問題をはらんでいるのは事実だ(こちらはまた別の機会にまとめたいと思う)。 上記以外にも、ヒカキンが飼い始めたの“スコティッシュフォールド”という品種を心配するコメントも多かった。実はこの人気種は、世界中で問題視されているのだ。そこで今回は、動物保護とペット問題に詳しい一般社団法人ランコントレ・ミ

    なぜ炎上?HIKAKINが飼い始めた人気猫種の、知られざる悲しみ(友森 玲子)
    oukayuka
    oukayuka 2018/08/03
    スコもチワワも人間の業がつまった品種。この事実は広く啓蒙されるべきで、知人が飼おうとしたら全力で止める。
  • 血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz

    2017年9月、糖尿病患者さんのための新しい血糖測定器 ”Freestyle Libre”、通称「リブレ」が日でも保険適応となった。 「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。 この「見える化」、単に便利なだけでなく、それ自体に治療的な効果があることもわかってきた。値がよく見えることは、よく管理することにつながるということだ。 とはいえ、見えすぎることもまた問題をはらんでいる。自分の意思などおかまいなしに暴れる血糖値を目の当たりにし、恐怖を覚える患者さんは少なくない。それは他ならぬ自分の身体すら、制御できない恐怖である。 そう、この血糖値と

    血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

    「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz
    oukayuka
    oukayuka 2018/04/26
    「受験サプリ」がいいって『ドラゴン桜2』で言ってた。
  • 「若い女性の8割が消える」地方自治体のゾッとする未来(河合 雅司,石破茂)

    石破 そう。そんなやり方がいいとはあまり思いませんが、お見合いという仕組みが結婚を促進していたのは事実です。 出生率を上げるためにも、独身の人がどうやって結婚相手を見つけるかが社会的な課題です。国の政策としては難しい面もありますが、誰かが仲人さん的な役割を果たすとか、出会いの場を増やしてあげないといけないのでしょうね。 河合 2020年には女性の過半数が50歳以上になります。つまり、出産可能な女性が大きく減り始めるということですから、少子化は今後も歯止めがかかりそうにありません。 石破 少子化の背景には社宅や官舎の減少もあると私は考えています。家賃が安い社宅や官舎は、まだ収入が多くない若い夫婦にとっては可処分所得を増やす機能があった。だからかつては若いうちに子供をもうける余裕がありました。 ところが今は、企業や役所が社宅や官舎を削減しています。であるならば、ほかの手段で若い世代の可処分所得

    「若い女性の8割が消える」地方自治体のゾッとする未来(河合 雅司,石破茂)
    oukayuka
    oukayuka 2017/07/01
    この人が首相になったら増税・緊縮財政を進めると言ってるので、地方の前に日本が終わる。
  • なぜ日本の「実質GDP成長率」は韓国以下のままなのか?  政府・日銀の物価見通しは楽観的過ぎる(安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    消費税率引き上げの後遺症 2017年1-3月期の実質GDP成長率は季調済前期比+0.3%(同年率換算+1.0%)となった。実質GDP成長率は、5四半期連続でプラス成長となったが、この5四半期の平均の実質成長率は+1.5%(年率換算)であり、全く盛り上がりを見せない。他の先進国と比較しても見劣りがする水準である。 最近では、韓国経済の惨状を指摘する議論を耳にするが、韓国の実質成長率の平均は2%程度であるので、実質成長率という観点では、韓国に見劣りするのが現状だ。 この低迷の理由は明らかである。内需部門の不振が続いているためである。特に、2014年4月の消費税率引き上げ以降の個人消費が一向に回復の兆しをみせないことが大きい。さらにいえば、2015年以降の低迷が鮮明である。 例えば、これは、第3次産業活動指数の動きをみると明らかである(図表1)。 また、第3次産業活動指数の中でも対個人向けサービ

    なぜ日本の「実質GDP成長率」は韓国以下のままなのか?  政府・日銀の物価見通しは楽観的過ぎる(安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    oukayuka
    oukayuka 2017/06/17
    お札を刷ってそれを国庫に当てて財政出動すればいいんだけど、財務省が許さないから。
  • ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?(週刊現代) @gendai_biz

    これだけ新聞やテレビで大々的に宣伝しているんだから効くのだろう。医学的根拠もあるに違いない。そう信じて飲み続けてきたのに……。メーカーが決して言わない、サプリの「不都合な真実」。 膝の痛みに効く? 階段の昇り降りの際、膝がズキッと痛む。そんな変形性膝関節症を抱える中高年を対象に、「関節痛を和らげる」「擦り減った軟骨が再生する」と喧伝され、現在最も売れているサプリがグルコサミンとコンドロイチンだ(両方が配合された商品も多い)。 だが、武蔵国分寺公園クリニックの名郷直樹院長は「飲んでもほとんど効果はない」と語る。 「グルコサミン、コンドロイチンが軟骨の成分であるのは事実ですが、サプリメントとして経口摂取しても軟骨は再生しません。 グルコサミンやコンドロイチンは、糖やアミノ酸からできており、体内に入ると分解される。それが、再びグルコサミンやコンドロイチンに再合成され、膝の軟骨になるとは考えづらい

    ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?(週刊現代) @gendai_biz
  • ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?(週刊現代) @gendai_biz

    「効果があるのかは不明」 薬剤師で医薬情報研究所(株)エス・アイ・シー取締役の堀美智子氏が語る。 「最近は『低分子コラーゲン』といって、吸収を早めると謳うサプリも出ていますが、結局は体内でアミノ酸やペプチドに分解されてしまい効果はないという説もあり、効果のほどは未知数です」 同じく美白や若返り、更年期障害に効果があると、盛んに宣伝されているプラセンタも効果のほどは疑問だ。 「プラセンタとはいわゆる『胎盤』のことです。この胎盤から抽出したエキスに美容効果があると考えられ、医薬品としても使われていますが、その医薬品ですら効果は不確かなものです。 ちなみに市販されているプラセンタはヒトではなく牛や豚、馬などの胎盤を使っている。これがヒトにどの程度、効果があるのかは不明です」(前出の左巻氏) さらにサプリで心配されるのがアレルギーだ。 蜂蜜を原料にして「抗菌作用がある」「炎症を抑える」などと言われ

    ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?(週刊現代) @gendai_biz
  • 「お笑いビッグ3」タモリだけがうまく生きている「これだけの理由」(週刊現代) @gendai_biz

    いつも飄々として楽しそう。でも正直、何を考えているのかよく分からない。すべてをさらけださない。いつの間にかお笑いという枠からも外れて、独自の道を歩く。そんなタモリがうらやましい。 好きなことだけやる 作家の吉行淳之介氏は、かつてタモリを評してこう言っている。 「ああいうタイプの人というのは、過去だれかいましたか。いたでしょうかね。ああいうの。いや、お笑いタレントというのでもない。『芸人』という感じでもないね。なんだろうね、あれは」 タモリ(71歳)は、つかみどころのない人である。でもなぜか「あんなふうに生きられたら楽しそうだな」「幸せそうだな」と思わせる不思議な雰囲気を持っている。 長年『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の構成作家を務めてきた鶴間政行氏はこう語る。 「『いいとも!』時代、タモリさんはよく『毎日、新宿のアルタに、午前10時に来て13時半すぎに帰る。その繰り返し。だから俺は新

    「お笑いビッグ3」タモリだけがうまく生きている「これだけの理由」(週刊現代) @gendai_biz
    oukayuka
    oukayuka 2017/03/12
    ときどき休んでたでしょ。曜日レギュラーが代打でテレフォンショッキングやってた。 “これは32年も休むことなく『いいとも!』を続けてきた”
  • 【糖質制限の新常識】日本人は「パン」と「バナナ」を食べてはダメ!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    糖質制限が相変わらずのブームだ。巷では白米の代わりにブロッコリーを入れた弁当や、麺なしラーメンを出す店もあるらしい。エネルギー源として不可欠な栄養素でもある糖分の真実はどこに? 摂りすぎは良くないが 「最近、糖質制限をしている経営者が多くてね。突然痩せて、『どないした?』って聞いたら、糖質制限で絞ったって。 (中略)糖質制限の間は、炭水化物を控える代わりに、肉をべていました。 ある時、ホテルの会合で、うちの会長らと一緒に事をしたんです。会長たちには松花堂弁当が出て来たけれど、僕の事はなかなか出てこない。 しばらく待っていたら、鉄板に肉がジューッと登場した。ホテルのスタッフは、僕が糖質制限していることなんか知らんから、『商社の社長はすごいな。昼からステーキ200gや』とびっくりしたと思うわ」 伊藤忠商事の岡藤正弘社長は、経済誌のインタビューでこのように応えながら、自らが糖質制限で血糖値

    【糖質制限の新常識】日本人は「パン」と「バナナ」を食べてはダメ!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
  • 地方で自殺が急増した「意外な理由」〜日本社会の隠れたタブー(貞包 英之) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「自殺の時代」は終わったのか 今から振り返ると、20世紀の終わりから21世紀初めにかけては「自殺の時代」としてあったことが分かる。 2万人台前半で長い間推移していた自殺者数が、1998年、突如として3万人を超える。以後、警察庁の統計では2003年に3万4427人と統計上最多を記録するなど、15年近く、自殺者数は高止まりを続けた。 そうした自殺はなぜ起こったのかを探っていくと、日経済の闇と、それと強く結び付いた地方の闇がみえてくる。 たしかに2012年以降、3万人を割り込むなど、自殺問題は一定の落ち着きを取り戻している。しかしそれで全て解決されたわけではない。かつて自殺を増加させたこの社会の闇は、かたちを変えながら、より深く、私たちを取り囲んでいる可能性が高いのである。 増加の理由は経済的問題? ではなぜ20世紀末以降、自殺は多発したのか。 その理由は様々に説明されているが、なお充分とはい

    地方で自殺が急増した「意外な理由」〜日本社会の隠れたタブー(貞包 英之) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    oukayuka
    oukayuka 2016/11/18
    これが真実なら、自殺の可能性がない人も自殺者発生リスク分の保険料を負担させられていたってことでフェアじゃない。自殺には保険金が下りない廉価な保険を別途提供すべきでは。
  • 新説「唐揚げダイエット」~最新の研究から生まれた驚異の減量法(週刊現代) @gendai_biz

    健康のために油は摂りすぎないほうがいい――そんな常識は捨てたほうがいい。最新の研究で明らかとなった、油の秘めたる「力」とは。驚異の減量法「唐揚げダイエット」でみるみる体重が落ちていく。 油で脂肪が燃える 「皆さんがダイエットをするときに、真っ先に控えるのは油ものでしょう。でもそれはまったくの誤解で、油を控えた事を続けていると、逆に太りやすくなるんです」 そう話すのは、『日人だからこそ「ご飯」をべるな』などの著書をもち、これまで延べ3000人以上の患者の健康改善やダイエットを成功に導いてきた、沖縄徳洲会こくらクリニック院長の渡辺信幸氏だ。 肥満や糖尿病といった生活習慣病を解消するために、油を控えた事を心がけている人は少なくない。だが、最新の研究ではこれがまったくの間違いであるということが明らかになりつつあるのだ。渡辺氏が続ける。 「肥満の原因となる中性脂肪を生み出すのは油ではなく、糖

    新説「唐揚げダイエット」~最新の研究から生まれた驚異の減量法(週刊現代) @gendai_biz
  • ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える(磯野 真穂) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    先日ツイッターを見ていたら、ラーメンの写真とともに「こんなのべるなんて狂気の沙汰!」という投稿が流れてきた。糖質制限を推奨するジムに通い肉体改造に努めていることが投稿者のフィードからわかる。 1ヵ月前には、「白米は太る!」と断言するバリバリの糖質制限キャリアウーマンに出会った。彼女はどうやら「やせること=健康になること」と考えているらしい(ちなみに彼女はどこからどうみても肥満体型ではない)。 10年前に私は、過嘔吐を繰り返す24歳の女性にインタビューをした。彼女には、「油ものはOKだがご飯ものは絶対ダメと」いう時期があり、その理由は「糖質は血糖値をすぐ上げ身体に悪く、そして太りやすいから」であった。 その時の私は気づかなかったが、彼女はいまや大ブームとなった糖質制限の先駆けだったのである。 「ご飯」とは何か──命の糖質 私の専門である文化人類学は、人間の多様な生き方を、長期にわたるフィ

    ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える(磯野 真穂) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    oukayuka
    oukayuka 2016/10/25
    人類の進化の過程で圧倒的に歴史が長かった狩猟採集食に栄養バランスを近づけようという話で、別に原始人に憧れてるから糖質抜けとか誰も言ってないんですが、頭だいじょうぶですか。
  • 中東で民主主義が定着しない「本当の理由」~イスラームをめぐる2つの問題について(末近 浩太) @gendai_biz

    文/末近浩太(立命館大学教授) 「不自由」な中東諸国 冷戦の終結から四半世紀、湾岸危機・戦争(1990-91年)、9.11事件とその後の「対テロ戦争」(2001年〜)、イラク戦争(2003年)、そして、「アラブの春」と「イスラーム国(IS)」の台頭(2011年〜)と、中東は世界で最も不安定な地域の1つであり続けてきた。 中東の安定化のためには何が必要なのか。その鍵として繰り返し語られてきたのが、「民主化」である。 たとえば、よく知られているのが、米国ジョージ・W・ブッシュ政権下の2002年12月に打ち出された、中東の市場経済化と民主化のための「米国・中東パートナーシップ・イニシャティヴ」である。 日政府も、国際社会と歩調を合わせるかたちで、「公正な政治・行政運営」、「人づくり」、「雇用促進・産業育成」を三柱とする中東の「民主化支援」を推し進めている(参考:外務省サイト内「『アラブの春』

    中東で民主主義が定着しない「本当の理由」~イスラームをめぐる2つの問題について(末近 浩太) @gendai_biz
    oukayuka
    oukayuka 2016/05/19
    イスラム教の発生はキリスト教から600年の時差がある。キリスト教の宗教改革が16世紀だったので、イスラム教もそろそろ宗教改革あってもいいころ。しかしキリスト教のそれが血みどろの歴史だったことを考えると…。
  • 医師が教える!健康的に痩せる糖質制限ダイエット「4つのルール」(斎藤 糧三) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    (文/斎藤糧三) 「糖質は必要栄養素」は都市伝説! 厚生労働省は、糖質は必須栄養素ではないことを「日人の事摂取基準(2015年版)で認めました。これは新たに加わったわけでなく、以前から「1日100g必要と推奨されるも、糖新生によって糖がつくられるので、それは真に必要な量ではない」とされていたのです。 たとえべ物から糖質を一切摂らなくても、ヒトには糖新生というシステムが備わっているので、低血糖になる心配はありません。こう説明しても「いや、糖質が切れると頭がフラフラしてしょうがない。低血糖だ」と言い張る人がいます。 それは、糖質を摂るから。糖質を大量に摂ったこと(人は大量だと思っていないかもしれませんが)によって、血糖値がドーンと上がってインスリンが追加分泌され、その勢いで今度は血糖値がドーンと下がってしまう。はい、「低血糖」のできあがりです。 それに、脳のエネルギー源は、糖だけではな

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  • 「炭水化物抜き」は失敗する!(中沢 彰吾) @gendai_biz

    文・中沢彰吾 (ノンフィクションライター) 体重とともに失った「健康」 『をめぐるほんとうの話』(講談社現代新書)を企画したのは、糖質を制限することで大失敗に終わった、私自身の「炭水化物抜きダイエット」の実体験がきっかけでした。 たしかに私は、2ヵ月で約12キロの体重を落とすことはできました。 しかし、「体重」とともに失ったのが、かけがえのない「健康」だったのです。 とにかく、糖質を制限し始めた当初から、健康への悪影響ははなはだしかった。その顛末については『をめぐるほんとうの話』の序文でも紹介していますが、後半は、来のダイエットの意欲よりも、「いったいこのまま続けたら体はどうなってしまうだろう」という、やや危ない興味のほうが強くなりました。 体のあちこちの異常が起こったのはなぜなのか。その疑問を解こうとしたとき、自分が栄養や害、効能等について、まるで知識に乏しいことがわかったので

    「炭水化物抜き」は失敗する!(中沢 彰吾) @gendai_biz
    oukayuka
    oukayuka 2015/12/21
    糖質制限の認識が根本からまちがってる。糖質抜いたカロリー分を脂質とたんぱく質で補う必要があるのに、どうやら筆者は肉も卵も食べずに糖質だけ抜いてるようで、そりゃ栄養不足で倒れるわ。
  • 消費税25%でも、相続税はナシ! ゼロからわかるスウェーデン「超合理的な社会」のしくみ(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    【前編:スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか】はこちら 高負担でも納得している スウェーデンの幸福度が高いのには明確な理由がある。いうまでもなく、世界トップレベルの福祉制度の充実だ。 教育費は大学まで含めてすべて無料。医療は18歳以下は無料、成人も自己負担が年間で最大900クローナの診察料(約1万3000円)、1800クローナの薬代(2万5900円)と安く抑えられている。前編で見たように安心して介護を受けられる体制も整っている。 当然ながら、このような充実した福祉サービスを支えるためには、しっかりとした財源が必要となる。 国民の所得全体に対する社会保障費と税金の割合を示す「国民負担率」を見れば、わかりやすい。スウェーデンの負担率は58・9%と日の43・4%を大きく上回っている。スウェーデン人が大きな負担にたえていることは明らかだ。 具体的には例えば、消費税は25%。現在の日

    消費税25%でも、相続税はナシ! ゼロからわかるスウェーデン「超合理的な社会」のしくみ(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    oukayuka
    oukayuka 2015/09/28
    森の墓地いいね、日本にもほしい。先祖代々の墓とか戒名とかめんどくさい。
  • ノーベル経済学賞・クルーグマン「統一通貨ユーロの失敗は必然だ!」(ポール・クルーグマン) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞・クルーグマン「統一通貨ユーロの失敗は必然だ!」 現実を直視しないヨーロッパの「独善性」を一刀両断 文/ポール・クルーグマン ユーロの危機は前もって予測されていた ヨーロッパからのニュースにはやや落ち着きが見られるものの、基的には相変わらずひどい状況だ。 ギリシャは、大恐慌よりさらに深刻なスランプに陥っており、回復の希望は全く見いだせない。経済がようやく上向きになってきたスペインは、成功談として称賛されているが、失業率は相変わらず22%だ。 さらに、ヨーロッパ大陸北部は、弧を描く形の経済低迷地帯となっている。フィンランドは南ヨーロッパと匹敵するくらい不景気だし、デンマークとオランダの経済も最悪な状態だ。 なぜ、こんな悲惨な状態になってしまったのだろうか――。独善的な政治家たちが計算と歴史の教訓を無視すると、こういうことが起こる、というのがその答えだ。 ギリシャや他の国の左

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    oukayuka 2015/09/23
    まあ普通に考えて、自国で金融政策が実施できなくなるわけだし。そんな両手縛られた状態で景気対策なんて無理ゲー。さらに緊縮財政まで押しつけられるわけで、まだヨーロッパが破綻してないほうが不思議。