日本人の腸は長く、欧米人の腸が短いのはご存知ですね。ではなぜそのような違いが出来たのでしょうか?それは、日本人は昔からイモ類・山菜・きのこ・海草など食物繊維が多く栄養の薄いものを食べて来たので、腸が長くないと食べ物を消化できないし栄養も吸収できない。それに比べ欧米人は動物性の肉や乳製品などを多食するので栄養過多となり腸は短くても十分いけるわけです。 では腸が長い日本人が動物性の肉類を多食するとどうなるか・・・?最も心配なのは直腸がんや大腸がんです。肉は腐敗しやすく、日本人の長い腸の中で腐ります、腸の中で発生した肉毒が癌の発生に繋がるからです。それに引き換え欧米人は、腸が短いので肉が腐る前に体外へ排出(排便)する事が出来ます。 輸送が発達したお陰で今や世界中の食べ物が手に入ります。しかし、食料自給率を40%にまで下げてまで世界中の食べ物を買いあさって、その上病気になっているのは日本だけです。