全国紙ル・モンドの付録雑誌MとTV週刊誌テレラマ[映画.com ニュース] 「風立ちぬ」がフランスで1月22日に公開になったのを機に、宮崎駿がフランスのマスコミ各誌を飾った。スタジオ・ジブリ、ハヤオ・ミヤザキという名はフランスでもすでにブランドであり、アニメ好きのみならず子どもから大人まで幅広いファンが付いている。だが今回は、昨年9月のべネチア映画祭における突然の引退宣言を受け、ことさら注目を集めた。メディアには、「巨匠の最後の神託」「なぜ『風立ちぬ』はミヤザキの最後の作品なのか」といった見出しが踊り、監督のインタビュー記事も含めてかつてないほどの露出ぶりだった。 もっとも、映画の興行成績自体は宮崎作品のアベレージに比べると低い。公開1カ月後の動員は43万6000人。前作「崖の上のポニョ」が91万7000人だったことを考えると、およそ半分の勢いだ。一番の理由は、本作がこれまでとは趣を異にし
![「風立ちぬ」がフランスで公開 興行成績は「ポニョ」の半分の勢い : 映画ニュース - 映画.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0916936ea51567c9c37ce12cc828e646833498a2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Feiga.k-img.com%2Fimages%2Fbuzz%2F42442%2Foriginal%2Fmiyazaki.jpg)